Last updated on 2026-04-15
2026年4月に世田谷美術館で鑑賞した「世田美のあしあと―暮らしと美術のあいだで・ミュージアム コレクション特別篇 開館40周年記念」展の感想
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目次

展概要
- 世田美のあしあと―暮らしと美術のあいだで
- ミュージアム コレクション特別篇 開館40周年記念
- 2026.02.21 – 04.12
- 世田谷美術館 1・2階展示室
- 入館料:一般220円、有効期間内のぐるっとパスで1回入館無料
本展はプロローグの部屋を1方向のみ撮影可能。

展示構成は以下のとおりである。
- 1階
- エントランス
- プロローグ
- 第1章「開館記念展 芸術と素朴」にはじまる
- 第2章 東京という風景
- コーナー展示:内井昭蔵と世田谷美術館
- 第3章 心をたがやす
- 2階
- 2回階段上
- 第4章 生活によりそう
- 第5章 世田谷のアトリエから
- 第6章 学校と美術館
感想「所蔵作品の輝きと鑑賞しやすい入館料」
本展は所蔵作品展ということもあり、入館料は一般220円と昨今の高騰する入館料と比べると本当に安価に設定されている。
1階で印象的だった作品は、「第1章「開館記念展 芸術と素朴」にはじまる」で展示された、クロアチアの3作家、Ivan Generalic、Ivan Lackovic、Ivan Rebuzinの作品だ。彼らは本章にて4点展示されているルソーと同じナイーヴ・アート/素朴派の画家であり、世田谷美術館の核を成すコレクションの一つである。
本章の後半では、ホイックニーとバスキア(2作品)、李禹煥をはじめとする購入時からの価値上昇がとんでもない作家の作品を見ることができる。
「第3章 心をたがやす」では、再評価が進む日本女性作家の草間彌生、塔本シスコ、間所(芥川)沙織、小山田チカエ、坂上チユキの作品が展示されている。また、作品10点が展示されている久永強は、シベリア抑留の経験を絵画にしており、香月泰男と関連があるのかと調べたら、「シベリア・シリーズ」と出会って、自らの経験を描き始めたとのことを「アートアジェンダ」サイトで知った。
2階は「第5章 世田谷のアトリエから」に展示されている以下の5作家の作品で、なかでも昔から鑑賞している堀江栞さんの作品《輪郭#15》が展示のトリを飾っているのが印象的でした。
- 柳原義達《犬の唄》
- 吹田文明《黒い犬》
- 福田美蘭《3DS 緑の巨人》
- 横尾忠則《青い沈黙》
- 堀江栞《輪郭#15》

まとめ
久しぶりに世田谷美術館の所蔵品をじっくり見たが、あらためてそのコレクションの素晴らしさを実感した。
居住地からやや行きづらい場所にあるため、鑑賞が会期終了間際になってしまったのが悔やまれる。もっと早くに一度鑑賞して、それから再び訪問すれば、より作品を理解できたように思う。
企画展示を行っている期間は、2階で常設展示も実施しているため、訪問した際は2階の常設展示も忘れずに鑑賞することをおすすめする。
参考情報
- 世田谷美術館
- 『ユーゴスラヴィア―11人の素朴な画家』[カタログ/1986年発行]
- 国名がユーゴスラヴィアなのは、国が分かれる前の展示だからである。
- 画家と写真家のみた戦争―宮本三郎、久永強、向井潤吉、師岡宏次・ART AGENDAレビュー
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撮影
- SONY DSC-RX1
更新履歴
- 2026.4.9

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