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藤本壮介の建築・森美術館

2025年11月に鑑賞した、藤本壮介の建築:原初・未来・森、森美術館の感想

目次

展概要

  • 展題:藤本壮介の建築:原初・未来・森
  • 日付:2025年7月12日〜2025年11月9日
  • 場所:森美術館

展示内容概略

  1. 思考の森
  2. 軌跡の森—年表
  3. あわいの図書室
  4. ゆらめきの森
  5. 開かれた円環
  6. ぬいぐるみたちの森のざわめき

感想

建築家・藤本荘介氏は動員に関しては成功に終わった大阪万博の会場デザインプロデューサーで一部で物議を醸した大屋根リングも藤本氏の作品となる。

本展も20万人を動員したとのことで商業的には十分な成功と言えるだろう。

展示を見た感想としては、最初の部屋に展示された建築模型の量とその作り込みに圧倒される。
そして、すべての章を見て藤本氏の建築はロマン重視で、作品と自己プロデュースに長けた建築家という印象をもった。
効率重視で面白みのない建物が多い中、藤本氏が提案するプランは魅力的に映るのは確かだろう。

展示終盤の「開かれた円環」で展示された大阪万博の大屋根リングはこの建築家の現時点における集大成と思われる。

一時的な施設に350億円が高ったのか安かったのかは見る人の立ち位置によって変わり、後世の人には金額はどうでもいいことになっているはずだ。公共で作る構造物は永久に使える物はなく、結局何年かしたら更新することになるので、半年程度のイベントでパーッと使ってしまうことにネガティブ報道が集まるのはどうかと思う。

「思考の森」藤本壮介の建築
「思考の森」藤本壮介の建築
「軌跡の森—年表」藤本壮介の建築
「軌跡の森—年表」藤本壮介の建築
「あわいの図書室」藤本壮介の建築
「あわいの図書室」藤本壮介の建築
「ゆらめきの森」藤本壮介の建築
「ゆらめきの森」藤本壮介の建築
「開かれた円環」藤本壮介の建築
「開かれた円環」藤本壮介の建築

それにしても、森美術館はいつもあれだけの空間を埋める展示をするなと感心するわけですが、展示内容についてけっこうな確率でネガティブな話題を提供してくれるのは何なんだろうか?

「ぬいぐるみたちの森のざわめき」の騒動については当事者間で話し合いをし公式リリースが発表されているので、外野がこれ以上言うことはない。

「ぬいぐるみたちの森のざわめき」藤本壮介の建築
「ぬいぐるみたちの森のざわめき」藤本壮介の建築

参考情報

寄付

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撮影

  • CANON EOS 1D Mk-IV +CONTAX N VARIO SONNAR 24-85mm
  • PANASONIC LUMIX DMC-LX7

更新履歴

  • 2025.11.6

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