きゅんパス・山形・立石寺編

JRの企画券、”きゅんパス”を使用して山形日帰り旅のレポート

目次

旅程

レポート

  • はじめに

本日は十和田に行く予定だったが、2/21日は十和田の指定券が取れず、2/22に変更したが、朝2の十和田行はやぶさの指定席をまごまごしているうちに取りそこね、きゅんパスのキャンセルもありだったが、どうせならどっかに行こうと考えて、山形と新潟が指定券が取れそうだったので候補となり、なんとなく山形を選択した。

在住者によると、山形も公共交通機関の移動は厳しいとのことで、現地の移動手段をレンタカーにしようと予約寸前までいったが、これもまごまごしてるうちに、旅行日の天気予報が雪マークになったため、レンタカーはやめて電車と徒歩で行けるところに行くことにした。どうせ日帰り旅なので現地滞在時間はせいぜい6時間である。

  • 出発〜山寺駅着

自宅から7:06東京着、7:12新幹線発車と若干スリリングな時間設定なのに駅で切符が詰まる。
係の人に素早く回収していただき無事出発。本日の山形新幹線つばさ123号は指定席売り切れ満席だった。新幹線は雪の影響があり10:06に山形駅着の予定だったが10分遅れた。

新幹線と接続する10:12発の仙山線は遅れた新幹線を待ってから発車してくれた。
ここで躓くと予定を練り直しなのでありがたい。
仙山線に乗って山寺駅まで移動、20分ほど列車に揺られると、4駅ほどでさらに雪が深くなる。

2024-0222 山形・山寺駅

駅を降りたら道はビチャビチャ、小雪もちらついている。なにはともあれ腹ごしらえ、駅から歩いて少しのところにある、そば処 信敬坊で牛丼をいただく。

2024-0222 山形・昼飯
  • 立石寺

入山する前、境内に行くだけでこの雪である。
そして山へ、登山前に山王日枝神社で御朱印をいただく。そばに氷おみくじというのがあった。

2024-0222 山形・山王日枝神社

山の入口まできて、料金所があるわけですが、雪も降ってるし冬季閉山してるなら、登らなくてもいいなと軟派な考えもしていたが、しっかり開山していた。しかし、宝物館は休業していた。
冬にここに来ることは2度はないだろうと、覚悟を決めて300円を払って入山。

ここから雪山階段を登るわけですが、旅荷物を全部持ってここまで移動してきたので、ライカS +Distagon 55mmがだいたい1.5kg、GR21とC-LUX3のカメラ3台、御朱印帳、水筒、折りたたみ傘、などが入った、リュック一つと肩掛け鞄をさげて雪の階段を行くことになる。

降りてきたときに入口売店を見ると、けっこうな広さだったので、お願いすれば持ち歩く必要の無いものは売店で預かってくれたかもしれない?雪の日は長靴貸し出しサービスをやっているようなので、登山者の利便は考えてくれるのかもしれない。
また、駅のロッカーに不要物を入れるなど、荷物を減らす手はいくつかあったはずだが、登るときはそこまで気が回らなかった。

2.22の訪問時は、階段を歩いていると日本人と半々かそれ以上が海外の方で、海外からのお客様が多かった。仙山線も海外の方が多く乗っていた。日本人にとってもかなり辺境で交通の便も悪いにもかかわらず、多くの人が訪れていることには驚いた。
海外の方はそれなりの装備できている印象だが、日本の方もそれなりの装備の人がほとんどだが、軽装で登っている人もいて、事故らないように気をつけてくださいと思った。

ひさびさに雪景色を撮ったら、少々古めのカメラでは露出アンダーになるのを最初忘れていた。
デジタルカメラのプレビューをみてなんか暗いなと気がつくまでにそれなりの枚数を撮っていた。
昔のカメラは今の最新機種のようにAIが状況判断などしてくれず、撮影対象が白の場合、基準となるグレー18%にあわせて、露出アンダーになってしまうのだ。Rawで撮影していたので程度リカバーはできるけれど、適正露出で撮るのが好ましいのは間違いない。

フィルムのGR21は、撮影状況に比べてシャッタースピードが速い感じはしていたが、デジタルで確認するまではすっかり設定変更を忘れていた。雪山では途中からEV +1で撮っていたが、街場に戻ってからEV+1の露出補正を戻すのを忘れていたので、こちらは露出オーバーで明るい部分の色がすっ飛んでいるかもしれない。どうなっているのか現像結果が楽しみだ。

少しだけ雪避けしてある階段をせっせと登るひたすら登る。山門で全行程の半分くらい。舞台は3/4くらいかな。

舞台からの景色は絶景、欄干に誰かのつくった雪だるまがあった。

ところどころに御朱印やお祈りどころのイベントがある。1日1回回収の郵便ポストもあった。

一つ一つクリアーして、大仏殿まで行ったら冬季閉鎖。そのそばにある重要文化財の三重小塔もほとんど見えない。

一番上まで来たので後は下るのみだが、下りは上りより緊張する。滑って転んだら終了である。
写真を撮りつつ移動したので往復に1.5時間ほどかかった。
それにしても道中は絶景の連続でなんとも楽しかった。

山門の間から
雪服を着た地蔵様
崖のお堂
磨崖仏・平安時代
切り出された岩肌
お堂

下まで降りたら、列車の発車まで、30分ほどあったので、徒歩七分でいけるらしい、芭蕉記念館に行こうとしたが、芋煮の鍋のところから見上げると館はループ上の坂道を登った先にあるようで、雪の坂道を再び行く気力はなく撤退。大人しく待合室でダラダラする。

駅から山を見上げると、赤丸のところに、さきほどいた絶景が見える舞台がある。写真は44mm相当で撮っているのでほぼ肉眼の視線範囲だとおもう。
そして、山寺駅に止まっていた、雪国ならではのラッセル車。

赤丸が立石寺の舞台
線路除雪用ラッセル車
  • 山形駅帰着

13:11分定刻に山形行き列車は来たので乗って山形駅に戻った。
終点について、ボタン式扉を忘れてボーっと扉前で立っていたら、地元の人が開ボタンを押してくれた。終点とかでかい駅だと車掌が全部開けると思っていたが、仙山線はそうではないらしい。
山形駅周辺は城の周辺に文化施設が軒を連ねるので、車のない旅行者にも優しい。

  • 山形県立博物館
    • 国宝の縄文の女神押し、クロミンククジラ押し、ツキノワグマの剥製がいい。
    • 入館料は300円
    • 館内はフラッシュ禁止など規則ありだが基本的に撮影可能
    • 入口にコンロッカーあり
縄文の女神
クロミンククジラの骨
ポーズが怪しげなツキノワグマ
  • 山形城跡
  • 最上義光歴史館
    • 館内撮影禁止
    • 山形城・御城印はこちらで配布、通常版300円、特別版1000円
  • 山形美術館
    • 館内撮影禁止
    • 吉野石膏コレクションによる、フランス近代絵画が目玉、常設のみの入場券が無いとぼやく方がいるようだが、企画展は只だと思えばぼやかなくてもよい気がする。
    • 来館時は「第58回 山形県写真展」と常設展の入館料が800円
    • 喫茶室「ブーローニュ」 のケーキセットは、ケーキと珈琲 or 紅茶がついて1000円(2024年2月現在)
  • 山形駅発

晩飯を食っていこうかと思ったが、やることもなくなったので、少し早い電車に乗って東京に戻ることにした。帰りは夕暮れ時で良い雲が採取できた。イマソラハンターとしては満足行く旅であった。

終わり

ギャラリー

2024-0222 山形・つばさ123号
P30Pro
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撮影機材

  • LEICA S Typ007 +CONTAX 645 DISTAGON 55mm
  • LEICA C-LUX3
  • RICOH GR21 +FUJIFILM 100(1-36) +FUJIFILM 200(1-27)
  • P30Pro

費用

  • きゅんパス:10,000円
  • 東京駅まで交通費:1,500円
  • お昼ご飯:910円
  • 立石寺入山料:300円
  • 御朱印その他:2,000円
  • 3時のおやつ:1,000円
  • 山形美術館入館料:800円
  • 山形県立博物館:300円
  • 晩ご飯:1,000円
  • 17,810円

おやくそく

  • 2024.2.22に実行した結果で、今後同様のことができる保証はございません。旅をするときは計画を練るもよし、行き当たりばったりもよいと思うので、旅人自身でご判断ください。
  • 広告について
    • 本コンテンツには、Google Adsenceの広告が出ていますが、本コンテンツ経由の消費が私の活動費の足しになりますのでご容赦ください。

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