Last updated on 2026-05-02
FUJIFILM X-TRA 400 ISO 400フィルムをコンパクトカメラとレンジファインダーカメラで使用したレビューと写真作例
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目次
ギャラリー
- スキャン:MINOLTA DiMAGE SCAN PRO
- コンパクトカメラ:RICOH GR21
- レンジファインダーカメラ:HEXAR RF limited +NIKKOR-S.C 50mm F1.4
レビュー
「FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400」は、富士フイルムが日本で販売しているISO400のカラーネガフィルム。スナップ用途でラフに撮影するRICOH GR21やレンジファインダーカメラに、暗めのレンズを装着してよく使っている。そして、現像後のフィルムは適度な厚みがあり、フィルムの反り返りが少ないため、フィルムスキャナーで扱いやすいのが利点だ。
デフォルト設定でスキャンすると、発色はこってりとした色合いになり、コントラストのはっきりした画像が得られる。
デジタル化して後処理するのであれば、適正露出で撮影しておけば色を調整する余裕がありますが、シャドーが潰れたりハイライトが飛んでしまったりするような露出で撮影すると、画像処理では修正できません。
解像感と粒状感については、DiMAGE SCAN PROでスキャンしたISO100のFUJICOLOR 100とX-TRA400を比較すると、X-TRA400の方が粒状感が目立つ。しかし、適正露出で撮影していれば、粒状感は汚くない。FUJICOLOR 100と比べて解像感と粒状感がやや劣るのは、ISO感度の違いによるもので、やむを得ない。
ISO100とISO400を使用した場合の違いは、同じ絞り値を使ったときのシャッタースピードが異なることです。具体的には、ISO100で絞りF5.6、シャッタースピード1/60秒の撮影条件が、ISO400では同じ絞り値で1/250秒のシャッタースピードで撮影できる。シャッタースピードが速くなることで、手ブレの防止が期待できる。
また、同じシャッタースピードを設定したとき、ISO400はISO100と比べて絞りを2段分絞ることができる。絞りの値を大きくすると、被写界深度が深くなってピントの合う範囲が広がるという利点がある。
そして、同じISO400フィルムのコダック・ウルトラマックス400と比べると、解像感は同程度だが、粒状感はウルトラマックス400の方が若干荒く感じられる。こちらはこちらで良いところがあるので、別途ページを作る予定だ。
以下は、光線状態・露出値・使用カメラが異なるため、厳密な比較ではない。
なお、このフィルムは2024年に生産終了となり、現在は流通在庫のみとなっている。2026年現在ではほぼ店頭から姿を消し、世界中で販売されている「FUJIFILM 400」に集約されている。
仕様・考察など
X-TRA 400はPREMIUM 400とともに2010年代を支えたフィルムで、両者の違いは、X-TRAが少し赤みの強い暖色系、PREMIUMが少しシアンの強い寒色系であることだ。
富士フイルムは、日本市場向けにISO 400フィルムを提供してきた。代表的なコンシューマー向けフィルムとしては、下表のフィルムがある。
| SUPER 400 | SUPERIA VENUS 400 | SUPERIA PREMIUM 400 | SUPERIA X-TRA400 | FUJIFILM 400 | |
| ミクロ濃度計の測定アパーチャー | 記載なし | φ48um | φ48um | φ48um | 記載なし |
| チャートのコントラスト 1.6:1. | 記載なし | 50本/mm | 50本/mm | 50本/mm | 記載なし |
| チャートのコントラスト 1000:1 | 記載なし | 125本/mm | 125本/mm | 125本/mm | 記載なし |
| 第4の感色層(CL層、Color correction Layer) | ○ | ○ | × | × | × |
| GRAIN技術 | Super Uniform Fine Grain | SUPER FINE- Z GRAIN | New Super Uniform Fine Grain | New Super Uniform Fine Grain | 記載なし |
| その他 | なし | 世界最高の粒状性 平成15年1月 | SUPERIA Venus 400に比べ、ややC(シアン)味 Vivid Color Reproduction(ビビット・カラー・リ プロダクション)技術 | SUPER 400FTに比べ,やや R(赤)味 | なし |
| 発売日 | 1998 | 2003 | 2009 | 2011 | 2024(日本) |
| 販売終了 | 不明 | 2009 | – | 2024 | – |
| 商品名 | FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400 |
| メーカー | フジフィルム |
| フィルム種別 | カラー・ネガフィルム |
| ISO感度 | 400 |
| カラーバランス | 日光 |
| フィルム処理 | C-41 |
| フィルム材料 | 三酢酸セルロース(Cellulose Triacetate) |
| 解像度 | 125本/mm (コントラスト 1000:1) |
| DXコード | あり |
| 特長 | – |
| フィルム厚み | 141μm(0.141mm)・マイクロメータによる実測 |
| 発売日 | 2011年〜2024年 |
参考情報
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更新履歴
- 2026.4.30


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