大口径魚眼 MZD ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

大口径魚眼 MZD ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROをLUMIX GM5で使用したレビューと写真作例

目次

ギャラリー

写真作例の撮影は以下のカメラを使用した。

  • PANASONIC LUMIX GM5
  • OLYMPUS E-P3

レビュー

図はOM SYSTEM公式ページより引用

1.概要

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROは、マイクロフォーサーズ規格の・焦点距離8mmの魚眼レンズ。

主なレンズの仕様は、レンズ構成は15群17枚(非球面レンズ1枚、スーパーEDレンズ3枚、EDレンズ2枚、スーパーHRレンズ1枚、HRレンズ2枚)で、絞り値F1.8〜22、レンズ長さ80mm、重量は315g。

2.使用感

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROは絞り値がF1.8と魚眼レンズとしては非常に明るいことが特徴で、絞り開放値F1.8と口径が大きいため、被写界深度の変更によるボケ表現を楽しむことができる。

レンズの描写は魚眼レンズなので隅が流れるのは当たり前だが、周辺部の像の崩れはそれほど見られず、さすがPROレンズと名乗るだけのことはある。
フードは組込で太陽が正面にある場合は妖しげな光が現れないが、斜め方向に太陽があると妖しげな光がみられる。

このレンズをOM-1 Mark II / OM-1で使うとき、撮影設定のなかに魚眼を補正する機能が入っている。詳細はリンク先をご覧いただくとして、その機能は35mm判換算の焦点距離16mm 魚眼レンズが35mm判換算で11mm、14mm、18mmの広角レンズとして撮影できる。記録される画像はRaw+JPGの場合、補正なしのRaw画像と補正済みのJPG画像が記録される。

また、このレンズをオリンパスカメラに装着して撮影するときに、Raw画像のORFで撮影しておけば、OM SYSTEMが無償提供しているOM WORKSPACEのFisheye補正機能で同様の補正が可能となる。

補正結果は以下のとおりで、左が魚眼で、右が広角補正を実施した画像だ。

Before imageAfter image

Fisheye補正機能のメニューは以下のとおりで、

OM WORKSPACEのFISH EYE補正メニューは以下のとおりだ。

  • 補正
    • 「-」つづみ型強調(下図左)
    • 「+」樽形強調(下図右)
Before imageAfter image
  • ズーム
    • 「-」ズームイン(拡大)(下図左)
    • 「+」ズームアウト(縮小)(下図右)
Before imageAfter image
  • モード(オリンパスは水中撮影に力を入れていたので、このメニューがあると思われる)
    • 通常
    • 水中

ここで気になるのは、単なる歪み変換との違いだ、Affinity Photoの変換機能で変換した画像と比べてみた、やはり、専用プロファイルで変換下画像の方が歪みが少なくなっており、上手に変換されていることがわかる。

Before imageAfter image

残念ながらレンズがM.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROでもPanasonicのボディで記録した場合はRaw画像の記録形式が異なるため、OM WORKSPACEで魚眼補正をすることができない。カメラメーカーが異なるから仕方ないとはいえ、こういう部分はアライアンスとして協力できないものかね?

このレンズはマレーシアのペナンに行く際に購入して5日間使い倒した。なにせ日中はとても日差しがつよい国でレンズとカメラの信頼性を試すにはもってこいの国だったかもしれない。
さすがに5日間魚眼レンズだけだと飽きがきて、そのあとは少しの間使わなくなった。

レンズの定価は15万円だが中古はその半額程度で流通している。

3.まとめ

結論としてM.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROをまとめると、絞り開放F値が明るい魚眼レンズ、明るさを生かしたボケ表現が可能で魚眼レンズの新しい楽しみ方を提供してくれる。オリンパスカメラ限定だが、通常の広角レンズで撮影したような画像に変換できるため、ただ魚眼レンズを使っているよりも表現に幅を持たせることができる。

仕様・考察など

マイクロフォーサーズカメラの場合、専用の魚眼レンズはLUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5と、簡易レンズ フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980の2本がある。

LUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5は、絞り開放F値が3.5と一般的な魚眼レンズと同程度の明るさで、絞り開放でもそれほぼボケは望めない。新品でこのレンズで検討するのであれば、フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980でも十分かもしれない。LUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5は中古価格が下落しており、M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROの半額以下、フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980の3倍程度であれば、オートフォーカスも使え絞り調整ができるため検討の余地が生まれる。

レンズ名M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROLUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5フィッシュアイボディーキャップレンズ
焦点距離(mm)889
35mm判換算焦点距離(mm)161618
最大絞り1.83.58
最小絞り22228
絞り羽枚数7 円形絞り

7 円形虹彩絞り1 円形固定絞り
レンズ構成15群17枚(非球面レンズ1枚、スーパーEDレンズ3枚、EDレンズ2枚、スーパーHRレンズ1枚、HRレンズ2枚)9群10枚(EDレンズ1枚)4群5枚(非球面レンズ2枚)
最小絞り0.120.1m0.2
レンズ長(mm)8051.712.8
レンズ最大径(mm)6260.756
フィルター径無し後面:挟み込みタイプ:22mm×22mm無し
重量(g)(レンズのみ)315約165g30g
マウントマイクロ・フォーサーズマイクロ・フォーサーズマイクロ・フォーサーズ
リリース年2015年6月26日2010年6月30日2014年2月28日
定価(円・税別)144,00095,00012,000

参考情報

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更新履歴

  • 2025.8.29
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