2026年2月に神奈川県の都筑区あざみ野の横浜市民ギャラリーあざみ野で開催された上原沙也加「たとえすべての瓦礫が跡形もなくきれいに片付けられたとしても」を鑑賞した感想
- 本サイト表示の広告詳細は本リンク先に記載、本文の斜め文字のリンクはアフィリエイトリンク
- サイトについては、コメントまたは問い合わせフォームでご連絡ください。
- 引用、使用画像に関する問い合わせは権利者もしくはその代理の方からお願いします。
目次
展概要
- 展題:上原沙也加「たとえすべての瓦礫が跡形もなくきれいに片付けられたとしても」
- 日付:2026年1月24日(土)~2月22日(日)
- 場所:横浜市民ギャラリーあざみ野
- 入場料:500円(一般)、会期中再入場可能
上原沙也加「たとえすべての瓦礫が跡形もなくきれいに片付けられたとしても」は、横浜市民ギャラリーあざみ野のあざみ野フォト・アニュアル2026として行われた展示。
会場は作家蔵の写真と詩の72点が展示されている。
会場の章立ては以下のとおり。
- 眠る木 Sleeping Trees(沖縄)
- 前の浜 The Shore Before(沖縄・スライドショー)
- 緑の部屋 Green Rooms(台湾)
- 幽霊たちの庭
- アメリカの村
- 平和の島
- 花売りのおばあさん
- 緑の日々 Green Days(台湾)
感想「詩と写真、消えゆく景色」
沖縄出身の写真家、上原沙也加の個展
展は大きく4つに分かれており、前半部分が沖縄を写した作品で、後半の「緑」シリーズは台湾を写した作品となっている。
「眠る木 Sleeping Trees」と「緑の日々 Green Days」はカラー写真の作品で構成されている。
優しい光の捉え方をした印象的な作品が多くあり、その中でも、いくつかの作品で写し込まれた数字に自然と引き込まれた。作品内の数字の羅列は自身にとって何の意味も無いはずなのに、特別に感じてしまうのは数字そのものが持つ魔力


「前の浜 The Shore Before」は沖縄で撮られた200枚の写真スライドと、200個の短文が添えられている。短文が印刷された紙が風で揺れいているのは、絶えず外部から揺さぶられてきた不安定な沖縄の立ち位置をあらわしているように感じられた。

「緑の部屋 Green Rooms」は、4つのパートに分かれており、それぞれのパート冒頭にテキストとセピア色の作品が展示されている。
セピア調の哀愁を感じさせる色合いは作品が単調になりやすいと思っているが、使うべき場所の判断とその引き出しを持っているところはさすが専業作家だ。

まとめ
作品を鑑賞した作家の印象は、カラー、モノクロ、セピアと場面によって色を使い分け、場面に応じた文章も綴ることができるマルチな作家。
これからも、作品を見る機会があるはずなので、新たな作品を鑑賞するのが楽しみだ。
参考情報
- 上原沙也加 たとえすべての瓦礫が跡形もなくきれいに片付けられたとしても・公式ページ
- 上原沙也加 Uehara Sayaka アーティストプロフィール・MISA SHIN GALLERY
- 台湾・台北にあるアメリカ村(美国街)を紹介・てくてく台湾
寄付のお願い・Request for donations
広告
撮影
- LEICA T typ701 +C.Z.TESS 35mm F3.5
- SONY DSC-RX1
更新履歴
- 2026.2.20


Be First to Comment