FUJIFILM FUJICOLOR 100

フジフィルム・フジカラー 100のレビューと写真作例

ギャラリー

スキャン：MINOLTA DiMAGE SCAN PRO
カメラ：HEXAR-RF LIMITED
レンズ：LEICA ELMARIT M 28mm 1st

レビュー

フジクフィルム・フジカラー 200は、日本で供給されているISO100のカラーネガフィルム。
日本では一般的に供給されているが、フジフィルムの施策により各店舗への供給数はかなり絞られているようで、お一人様1本限りのお店がほとんどで、それも売り切れのことも多い。

フジカラー100の撮影結果をスキャンして修正がない状態での発色は、フジフィルム200より鮮やかな色彩が見られるときがある。毎回そうでは無いため露出や光線の影響が大きいと考えられる。
また、色については後処理をデジタルでする場合、適正露出で撮影していればそれなりに調整ができるだけの幅がネガフィルムにはあるため、完全に飛んでしまうような露出で取っていないかぎり、調整で修正可能な部分も多いと感じる。
ノイズについては、フジフィルム200と大きな差は感じない。

以下の切り出し画像は撮影条件、レンズが異はなり、スキャン＞Jpeg＞Webpと圧縮しているので厳密な比較ではない、参考程度に見ていただければ幸いである。

フジフィルムウェア部サイトの海外ページを廻ると、海外ではこのフジカラー 100は供給されていないようだ。いずれも米国とおなじフジフィルム200と400のラインナップで、フジフィルム400しか提供されていない国もある。

価格は2024年現在、1本1500円が最安値で2000円くらいのプライスを付けている店も見かける。数本まとめたパックなど無いため、以前の5本パック1000円程度の時代から考えるととても高価になっている。大量生産をしていた時期の老朽化した設備は破棄して最低限製造できる程度の設備しか維持していないのだろうが、1本1000円程度に抑えていただけるとありがたいなと思う。

仕様

商品名	FUJICOLOR 100
メーカー	フジフィルム
フィルム種別	カラー・ネガフィルム
ISO感度	100
カラーバランス	日光
フィルム処理	C-41
フィルム材料	三酢酸セルロース（Cellulose Triacetate）
解像度	–
DXコード	あり
特長	–
フィルム厚み	137μm（0.137mm）・マイクロメータによる実測
発売日	–