東京都現代美術館・2025.2
目次
- はじめに
- 坂本龍一 | 音を視る 時を聴く
- MOTコレクション
- 竹林之七妍
- 小さな光
- 開館30周年記念プレ企画
- 関連リンク
- 更新履歴
- 広告
はじめに
東京都現代美術館で「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」、「MOTコレクション」を鑑賞した記録。
展示1
- 坂本龍一 | 音を視る 時を聴く
- 2024年12月21日(土)- 2025年3月30日(日)
- 東京都現代美術館 企画展示室 1F/B2F ほか
2025年の2月の平日の昼に訪問したところ、チケットは年パスを持っていたので購入列には並ばなかったが、入場は列ができており約30分待ちで入場。
映像と音によるインスタレーションがメインの展示となっているにもかかわらず、インスタレーションと映像はなんとか鑑賞できたが、会場に対して人が多すぎるためか、音については移動する人が観賞場所の近くを行き来するため、音に浸るような環境ではなかった。
《water state 1》と《IS YOUR TIME》はもっとじっくりと音に浸りながら鑑賞したかった。
本展と後述する坂本龍一関連展示を思い出すと、鑑賞者の数というのは適正なレベルがあることをあらためて気づかされる。
2/11以降より以下の通り、館内の撮影許可が変更される。
- 2月11日(火・祝)より、会場マップに記載されたの作品番号6,8,9,10,11,12のみ撮影可(動画は1分以内)に変更される。1階はすべて撮影禁止で地下1階の一部が撮影可能となる。
最近鑑賞した坂本龍一に関する展示
- 2023年アーティゾン美術館「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap」
- 2023年ICC「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」
アーティゾンの展示は、ダムタイプの名称が前面に出ているためかコアな客層が多く、訪問日は入場者もそれほど多くなく、音も空間もゆったりと鑑賞できた。
ICCの展示はトリビュートとついていることからもわかるように、より現代作家をフィーチャーしている展示。坂本龍一の名前が前面に出ているので、ICCにしては来館者が多い展示だったが、混みすぎるほどでは無く満足できる鑑賞環境だった。
展示2
- MOTコレクション
- 竹林之七妍
- 小さな光
- 開館30周年記念プレ企画
- イケムラレイコ Rising Light
- マーク・マンダース Frozen Moment
- 2024年12月14日(土)- 2025年3月30日(日)
- 東京都現代美術館 常設展示室
常設展は、女流作家をメインにした「竹林之七妍」、オラファー・エリアソンの《人間を超えたレゾネーター》がメインの「小さな光」、東京都現代美術館の開館30周年を祝う「開館30周年記念プレ企画」の3つの企画を同時開催する。
3つの企画をとおして印象に残ったのは、生誕100年となる、間所(芥川)紗織の力強い2作品と、年代の近い中村宏を彷彿とさせるモチーフと大胆な色使いの漆原英子の作品。
3つの企画が入っていることが、リーフ、ウェブページから読み取りづらく、せっかくの良い展示の入口で転けているようで残念だ。
関連リンク
- 「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」展・MOT公式
- https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-collection-241214/
- 坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア・ICC公式
- 第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap・アーティゾン公式
更新履歴
- 2025.2.7
撮影機材
- HASSELBLAD X2D +XCD 28mmP
- CANON G1X-Mark-II