きゅんパス・青森・十和田市現代美術館編
JRの企画券、”きゅんパス”を利用して青森県・十和田市現代美術館の日帰り旅レポート
目次
旅程(2024.2.27)
- 07:32 東京発
- 10:34 八戸着(十分遅れ・本来は10:24分着)
- バスまでの空き時間に昼飯、1本前のバスは10:20にでている。
- 11:00 八戸発(始発ではないので10分くらい遅れてきた)
- 12:40 十和田着
- 十和田市現代美術館(2時間)
- 14:40 十和田発
- 15:20 七戸十和田駅着(2.5時間)
- 七戸町立鷹山宇一記念美術館(休館)
- しちのへ秋まつり山車館
- 17:59 七戸十和田発
- 21:04 東京着
- 結果論的ベストルート
- 07:32 東京発
- 10:37 七戸十和田着(本来時間)
- バスまでの空き時間に鷹山に行く、山車館に行く、昼飯を食べるなどができるはず。
- 11:12 七戸十和田発(始発なので安心)
- 11:55 十和田着
- 十和田市現代美術館(4.5時間)
- 16:40 十和田発
- 17:20 七戸十和田駅着
- 17:59 七戸十和田発
- 21:04 東京着
旅レポート
はじめに
- きゅんパスは1日限定の企画券なので、一泊すると切符も追加購入が必要なので、青森県で美術館をハシゴすることを諦めて、日帰りで十和田市現代美術館で訪問することにした。
- 行きと帰りの駅を別々にしたかったので、行きを八戸駅、帰りを七戸十和田駅を選択したが、結果としては、七戸十和田駅を利用する方が、十和田市に向かうための時間効率がよいことがわかった。
- 訪問当日は大雪で八戸も十和田も雪深く、前回の青森訪問より苦行が上がっていた。八戸近郊のJR在来線は軒並み運休していた。バスが動いていて助かった。
出発〜八戸駅着
- 関東を出たときはまずまずの天気で、北の天気をあまり調べずに出発したため、郡山をすぎたあたりで雲行きが怪しくなり、岩手県にはいると完全に雪模様で八戸は吹雪いていた。
- 当日は雪と風の影響で新幹線の遅延が発生し、八戸駅着は約10分遅れだった。
- バスの出発時間まで、30分ほど時間があったので、駅で”肉にぎり三種盛り”のお弁当を買って、バス停向かいのユートリー(VISITはちのへ)で昼食をいただいた。この後バスにて2時間くらい缶詰になるのでになるので、ここで食っといてよかった。
- ユートリー(VISITはちのへ)は館内に土偶、祭りの山車などが展示されていた。食事処、トイレ、休憩スペースなどもあり、雪をしのぐにはちょうどよかった。
八戸駅から十和田市街
- 十和田電鉄観光バスが運行している十和田市街へ行くバスは、八戸駅始発では無いため出発時刻の5分くらい遅れてやってきた。この雪なので仕方が無い。
- バスの運賃支払いにはJR東日本系のSUICA・PASMOなどが使用できる。
- 八戸駅〜十和田市街の運賃は1,260円
- こちらからバスに乗る場合、バスを降りるときに運転手さんに「十和田市現代美術館バスパック」のチラシをくださいというと、美術館入館100円割引きの紙がもらえる。このチラシに美術館で判子を押してもらうと帰りのバスが200円引きになる特典もついているが、正直利用したいとは思わない。
- 写真のとおり八戸駅前は車道も歩道も除雪されていないため、バスはとても走りにくそうだった、雪の轍を越えるときは、下からの突き上げと衝撃音をさせながらバスは走る。
- グーグルマップを見ていると乗車したバスは、まっすぐ十和田を向かうのかと思いきや、路線バスのため市内の乗客を乗せて十和田市街へ移動するようで、街場の人が多そうなところを走ってから十和田方面に向かうことになる。
- 当日の降雪のため街場の車道は渋滞しており、十和田市街までの移動には1時間40分程度の時間を要した。雪が無くても1時間20分が標準なので、八戸から十和田市街を目指すのは時間的にはおすすめできないルートだと思う。
- 八戸市街は急な雪のためかほとんどの道で除雪がされておらず、乗用車がバンパーで道脇の雪を押しのけて走っていることに驚いた。車の寿命が短そうだ。
- バスは20分遅れて十和田市内にはいって、12時40分に十和田市現代美術館に到着した。
- バス停そばにあった十和田市地域交流センター(とわふる)の外観が美術館のようで、そちらに歩いて行ってしまい若干無駄足を踏んだ。
十和田市現代美術館・常設展
- 十和田市現代美術館は市立美術館とは思えぬ展示の充実ぶりで、3周くらいはしたかったが、2時間ほどの滞在だったので、一回りしてカフェでくつろいだら時間終了だった。
- 今度は雪のない季節に訪問したいと思う。
- 常設作品については撮影可能で、フラッシュ禁止など注意事項を守ればよい。
- 町中の作品はほとんど雪に埋もれており、《愛はとこしえ十和田でうたう》草間彌生、《ゴースト / アンノウン・マス》インゲス・イデーくらいしか鑑賞できなかった。
十和田市現代美術館・企画展
- 荒木悠 LONELY PLANETS
- 2023年12月9日(土) – 2024年3月31日(日)
- 十和田市現代美術館
- 時間がなくじっくりと鑑賞できなかったが、映像とそれに合わせた空間のつくりかたは丁寧で好感が持てた。またの機会があればゆっくりと見たい。
十和田市現代美術館・カフェ・売店
- カフェ&ショップ cubeは、カフェと売店が併設されておりレジは共通である。
- 食事やお茶をするための広めのテーブル空間があり、のんびりと休憩できる。
- 来館時はカフェも混んでおらず、ゆったりとできたのだが、滞在時間が無いため素早く撤収となってしまった。もったいない時間の使い方だった。
十和田市街から七戸十和田駅
- 帰りは七戸十和田駅へ向かった。こちらは除雪済みの道をスイスイ走る。しかも、十和田市街から七戸十和田駅の間もそれほど停留所も無く寄り道が少ないので乗っているこちらのストレスも少ない。
- 行きもこちらにしとけばよかったと乗りながらおもったが、何事もやってみないとわからない。
- 14:40に十和田市現代美術館を出て四十分ほどで七戸十和田駅についた。電車の時間を考えたら、15:20、16:20分十和田発でも十分に、帰りの新幹線に間に合ったと思う。こちらも結果論なので過ぎたことは悔いても仕方はない。反省し後悔はしない。
鷹山宇一記念美術館(臨時休館)
- 七戸十和田駅についたので、鷹山宇一記念美術館に行ったら臨時休館、無念。
- 行き当たりばったり隊長認定の二階級特進
しちのへ秋まつり山車展示館
- 美術館が閉まっていたので、そばにある「しちのへ秋まつり山車展示館」へ行くと見学可能とのことで見学する。プレハブ小屋のような簡素な建物の中に山車が3台とミニ四駆のコースがあった。
- 青森の祭りの山車は総じて派手である。こちらの山車は方向転換用の運転席がついている。
- 15分ほど写真を撮りつつ鑑賞して館を後にする。
- 晩飯は美術館そばの物産館でたまごサンドイッチを仕入れた。ボリュームたっぷりのサンドイッチだった。
- 物産館はリンゴの産地青森ならではのみたことがない品種のリンゴがお安い値段で売っていて、荷物になるのはわかっていたけれど何個かリンゴを購入した。
帰路
- 駅ビルには、七戸町観光交流センターが併設されており、ストリートピアノと高等官馬車などがおいてある。ソファ上の椅子があり休憩できる。
- そこで電車の時間までボッーとしながら、これの草稿を書いている。
- 書き物をしていると、確実にレッスンを受けていると思われるお嬢さんが、ストリートピアノで5曲くらい弾いていった。そのあと子供がやってきて、キラキラ星を弾いていた。なかなかのボーナスである。
- 七戸十和田駅の時刻表によると、予約の新幹線よりも一本早い新幹線があったので、切符を変更してもらおうとみどりの窓口で相談したら、「その列車もあなたの乗る予定の列車も満席で変更する場合は立席になる。」とのことで早く帰るのは、諦めて予約した新幹線に乗った。
- 新幹線発車までかなりの時間があったので、駅ビル内のKEY’S CAFEでケーキセット750円、この店は17時閉店で現金のみの取り扱い。
- 駅の案内によると、ホームをくぐるとトイレも売店もないとのことで、新幹線駅にもかかわらず、なかなか恐ろしい。
- 駅にいたビジネスマンが、「最近、平日なのにやたら新幹線が混むんですよ」と会話していた。その通りです。JR東日本のご厚意で平日に動ける人が旅しまくっているのですよ、と心で思っていた。
- 新幹線に乗ったらあたりはすでに真っ暗闇で、晩飯も食ったのでスマホで本ページを造っていると時間が過ぎていった。
- 21:04分東京着、お疲れ様でした。(了)
ギャラリー
撮影機材
- LEICA S Typ007 +CONTAX 645 DISTAGON 55mm
- LEICA C-LUX
- RICOH GR21 +KODAK EKTAR 100(1-36) +KIKIPAN B&W 320(1-24)
- P30Pro
費用
- きゅんパス:10,000円
- バス:1,260円(パスモ)
- バス:660円(パスモ)
- 入館:1,700円(カード)
- 昼飯・駅弁:1,350円
- おやつ・十和田市現代美術館:1,530円
- 晩飯:280円
- 土産:1,500円
- 再度おやつ:750円
- 合計:19,030円
おやくそく
- 2024.2.27に実行した結果で、今後同様のことができる保証はございません。旅をするときは計画を練るもよし、行き当たりばったりもよいと思うので、旅人自身でご判断ください。
- 広告について
- 本コンテンツには、Google Adsenceの広告が出ていますが、本コンテンツ経由の消費が私の活動費の足しになりますのでご容赦ください。