淺井裕介・制作ボランティア(5)

2024.9.13「マステ、乾燥、泥絵」

目次

2024.9.13の活動記録

ボランティア参加5日目、アトリエに着いたら床の掃き掃除をして、夜のうちに絵具が乾燥しているので、霧吹きを拭いて絵具を攪拌、制作に必要な水をタンクに補充するなど、制作の準備を30分程度かけておこなう。

本日の作業は以下3点。

  1. マステ
  2. 泥絵
  3. 乾燥

1.マステ

マスキングテープ作品は、展示会場のさまざまな場所に貼られる。大きさは2m程度の大きな作品から、手のひらサイズの小さなものまでさまざま作る。原画を淺井さんが描き、ボランティアは指定された色を塗っていく作業分担となる。新しい人が来るとレクチャーする淺井さん。

下写真右の青いキャラクターを見るとわかるように色の濃いところと薄いところがわかるが、青色マジックではペン先の太さで色の濃さがだいぶ変わる。写真の例は濃いところは細いペン先で色を塗ったところで、薄いところは太いペン先で塗っている。
太いペンで塗っていくと色むらなく塗り上がるので、細かい形状も太いペン先で塗っていくのがよいとのことだった。赤色マジックでは細いペン先と太いペン先でそれほど色に差は出ないので、マジック塗りも奥が深い。

色塗りが終わったキャラクターは、周囲1〜3mm程度を残して、カッターで形状をカットする。カットできたキャラクターは、マステの一時保管板に貼っていく。

レクチャーする淺井さん
色塗りが完了したマステ
マステの一時保管板
大判マステ作品

2.泥絵

絵具の原料が泥ということで、アクリル絵具や油絵の具とは異なる塗料の伸びや発色をする。泥絵の具を扱う注意点について淺井さんからレクチャーがあった。慣れていないボランティアはブロックなど比較的簡単な形状の塗りからはじめていく。ボランティアに参加経験のある方やスタッフは塗りの難易度が高いキャラクターを担当する。

キャンバスに貼られた、青いテープには塗る色の番号が記されている。ボランティア、スタッフは指示の書かれたテープを見ながら色を塗っていく。

泥絵具の塗り方をレクチャー
制作の心得
キャラクター
ブロック

3.乾燥

今回の作品も面積の大きな作品なので、絵具の元になる土を十分に用意する必要があるため、本日は晴天のため、在庫の土を乾燥にかける。このようにボランティアの作業は多岐にわたるため、常に人手を求めている。

新聞に広げた土

活動リンク

展覧会概要

川崎市市制100周年・開館25周年記念 「岡本太郎に挑む 淺井裕介・福田美蘭」展

会期:2024年10月12日(土)~2025年1月13日(日)
開館時間:9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日:月曜日(10月14日、10月21日、10月28日、11月4日、11月11日、1月13日を除く)、10月16日(水)、12月29日(日)~1月3日(金)
観覧料:一般1,000(800)円、高・大学生・65歳以上800(640)円、中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体料金
主催:川崎市岡本太郎美術館

更新履歴

  • 2024.10.15:ページ作成

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