100年後芸術祭(君津地区)
2024年3月23日から5月26日までの日程で開催される、100年後芸術祭・君津地区のレポート。
目次
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- 100年後芸術祭(クルックフィールズ)
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レポート
君津地区
- 君津地区は、旧箕輪保育園、八重原公民館、吉川工業内箕輪社宅の3カ所に作品を展示。
- 3/30日は、君津市/吉川工業内箕輪社宅の作品は、機器の不調で鑑賞できなかった。
- 作品、鑑賞料金、鑑賞可能日については、100年後芸術祭・内房総アートフェス・公式サイトを参照のこと。
- 3カ所は徒歩で移動できるが、他所に行く場合を考えると車かツアーで訪問するのが無難だとおもう。
- それぞれ30分〜1時間程度の鑑賞時間で移動も含めるとある程度の時間が必要だと思う。
- クルックフィールズからは一般道を使い15分程度で旧箕輪保育園から吉川工業内箕輪社宅は徒歩10分程度、吉川工業内箕輪社宅から八重原公民館は徒歩10分程度の距離である。
- アートフェスの個別鑑賞券(300円)を購入して入場。
- 旧箕輪保育園の鑑賞は有料で施設前に駐車場がある。「内箕輪どろんこ保育園」とは場所がことなるので注意が必要で「真言宗智山派 野馬山 歓喜院」の近所になる。
- 八重原公民館の展示は無料で公民館そばに駐車場がある。
- 吉川工業内箕輪社宅は未訪問のため不明。
- それぞれの施設で駐車場が満車の場合は、近くの「うちみのわ運動公園東側駐車場」などを利用する。
アート作品
- 鑑賞アーティスト:さわひらき(旧箕輪保育園、)、佐藤悠(八重原公民館)(敬称略)
- 未鑑賞アーティスト:深澤孝史(八重原公民館)、保良雄(吉川工業内箕輪社宅)(敬称略)
さわひらき《Lost and Found》
- 旧箕輪保育園全体をつかった大規模なインスタレーション。
- 鑑賞者がストーリーを自由に想像できる映像作品が各部屋に流れ、部屋には映像とシンクロする楽器、オブジェ、小さな映像が置かれている。上映がされていない部屋を探索するのも楽しく、元保育園という場所の思い出とシンクロするようなインスタレーションがとても心地よく、この部屋の以前の活気が目に浮かぶようだった。
- 1作品8分程度のスクリーン4面のリレー上映と映像鑑賞後に展示作品を探しながら鑑賞していると1時間くらい滞在していた。
佐藤悠《おはなしの森 君津》
- 《おはなしの森 君津》を土・日・祝日に開催(約15分、参加無料)
- 佐藤さんが出したお題をもとに、参加者がストーリーをつなぎながら、絵を描いて一つの物語が完成する。
- 開催には3名必要だが、訪問時は2名しかいなかったので簡易バージョンを実施していただき、山の狸がどんぐりをみつけて、狼に出会って、落として転がり落ちるどんぐりを2匹で拾いに行くという話が完成した。
- こちらの作品は気軽に参加できるけれど、前者の言葉を継いでストーリーを編むという行為は、一見簡単そうで適当にやればやれるけれど、前者の何気ない言葉に意外性を持たせたり、場面を転換したりと継ぐという行為を意識すると、その選択肢は無数にあり、真剣に考えてないように見せつつ、矛盾なく面白く継ぐことを意識すると、かなり頭を使うゲームになる。これは日本語の学習や言語トレーニングにも使われる創造的なプログラムの一つ、他者の思考の面白さを垣間見ることができる。
八重原公民館
- 四角形のイメージをくつがえす公民館。部屋を回廊でつなぎ中央に池があり、散策するのが楽しい空間。
- 深澤孝史《鉄と海苔》は、表にあったようで見損ねた。
- 八重原公民館公式ウェブサイト
- 八重原公民館を設計した、類設計室の公式ウェブサイト
ギャラリー
関連リンク
おやくそく
- 2024.3.30に実行したもので、道路事情の変更、芸術祭の終了、施設の変更などにより、事情が変わることもあると思いますので、旅をするときは計画を練るもよし、行き当たりばったりもよいと思うので、旅人自身でご判断ください。何らかの参考になれば幸い。
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