熊谷亜莉沙|天国泥棒 / ギャラリー小柳

熊谷亜莉沙|天国泥棒 / ギャラリー小柳

「熊谷亜莉沙|天国泥棒」の感想

目次

展概要

  • 展題: 熊谷亜莉沙|天国泥棒
  • 日付: 2025年8月23日­(土)- 10月11日(土)
  • 開廊時間: 12:00-19:00[レセプション:8月23日­(土)17:00–19:00]
  • 休廊日:日 / 月 / 祝日休廊
  • 場所:銀座小柳ビル 9F ギャラリー小柳

本展では新作絵画6点とドローイング10点を展示している。

感想「光と影、御舟とマグリット」

2025年8月23日に鑑賞した、「熊谷亜莉沙|天国泥棒」の感想。

会場は銀座の東京駅側にある、銀座小柳ビルの9階にあるギャラリー小柳。

新作6点は次の通りで、入口からみて、正面に2枚組の大作《Say yes to me》、左の壁に3つ組の作品《It’s OK. It’s OK. It’s OK.》、正面左に《we’re》の2作品、左前《Forgive me,》、左後《Plesae,》の計6点が展示されている。

今回の6作品の中でもっとも印象的だったのは、大きなたき火の作品と小さな街灯の作品が対になった《Forgive me,》。
この作品をみたとき、炎の表現は速水御舟の《炎舞》、ランプの表現はマグリットの《光の帝国》が頭に浮かんだ。
もちろん頭に浮かんだだけで《Forgive me,》はそれらの作品とは異なる。

対になった2つの異なる闇夜から、東西の名品を連想させる作品独自の表現力に目を奪われた。

今回の展示に合わせて、作品ブックレット《白無垢/White Witch》を500部限定で販売され、うち10部はオリジナルドローイング付きのスペシャル・エディションとのことで、ドローイング組作品《Pool side》から1枚を額装しブックレットとセットで販売している。こちらの作品は奥のビューイングルームに続く通路の壁に展示されている。

鑑賞した時、ビューイングルームにお邪魔させていただいたところ、マーク・マンダースの彫刻作品、杉本博司の《海景》などが展示されていた。

参考情報

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撮影

更新履歴

  • 2025.8.26

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