淺井裕介《都市の野生》
岸壁に描かれる200mの白線アート
2019年に中国・上海で開催された「上海都市空間芸術祭2019 / Shanghai Urban Space Art Season 2019」の開催期間中に中国を訪問し鑑賞した記録。
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目次
作品概要
- 作品名:《都市の野生 / Wildness growing up in the city》
- 作品サイズ:225m x 15m
- 展示名称:「上海都市空間芸術祭2019 / Shanghai Urban Space Art Season 2019」
- 展示場所:楊浦区黄浦江沿い / Yangpu Waterfront area
- 制作期間:2019年8月〜9月
- 公開期間:2019年9月29日(日)〜11月30日(土)
- アーティスト:淺井裕介
鑑賞記録
2019年の訪問時は芸術祭をやっていたので、現地に作品マップがあり、淺井さんの作品を探すのも容易であったが、いまはパブリック作品として存在しているので、特に案内は無いはずだ。
作品の最寄り駅は上海地下鉄4号線の楊樹浦路駅から楊樹浦路を西に向かって楊浦大橋を目指して徒歩かバスで移動する。黄浦江にかかる楊浦大橋の手前にある世界技能博物馆のそばに《都市の野生 / Wildness growing up in the city》はある。
目印はオレンジのコンテナクレーンだ。岸壁に200mの作品なので、近くに来ればすぐに分かる。2024年現在は不明だが、2019年当時は夜間ライトアップもしていたので面白い景色を見ることができた。
作品を鑑賞するための移動については移動の記録にも記載したので参照いただきたい。
作品を写真に収めていると、そばにいたおじいさんから「俺はこの作品をよく見に来るんだ」と言うようなことを伝えられたように思えた。言葉は分からなかったが、にこやかな笑顔だったのでこの作品を楽しんでいることは伝わってきた。
ギャラリー
移動の記録
2019年の10月中頃に中国に行くか日本で別件に対応するか選択の機会があり、少し考えて中国に行くのも悪くなかろうと、11月4日に成田から上海に向けて旅立った。
成田から上海は貧○旅行者御用達の中国東方航空を選択した。理由は簡単で国内キャリアよりも安価なことが選択の理由だ。飛行機に乗るときはなんかあったらそのときはそれまでと思っている。
朝それなりに早い便だったので、チェックインを済ませて成田空港で朝飯にする。やはり日本食を食べてしまう。
成田から上海浦東国際空港は3時間半ほどで、東京から広島へ新幹線で行くのと同じ時間で着く。
成田を発った飛行機は何事もなく上海の空港に着いた。
昼過ぎに上海に着いたので空港のKFCで昼飯を食べて、両替をしてから本日の目的地「上海都市空間芸術祭2019 / Shanghai Urban Space Art Season 2019」を開催している楊浦港を目指す。
楊浦港への移動は次の通りである。空港からはまずはじめに複数路線が接続する乗換駅の世紀大道駅を目指す。
世紀大道駅へ空港から行くためには、地下鉄2号線で直通しており、移動時間もそれほどかからない。
もう一つ、迂遠で高価な方法だが、空港から出ているリニアモーターカー(上海トランスピッド)を使う方法がある。せっかく上海に来たので話の種に使ってみた。こちらは、世紀大道駅まで直行していないので、約7分で到着する終点の竜陽路駅まで移動して地下鉄に乗り換える。
竜陽路駅から地下鉄2号線に乗り3駅先の世紀大道駅へ移動して、地下鉄4号線に乗り換えて2駅先の楊樹浦路駅が最寄り駅となる。楊樹浦路駅から徒歩20分程度で目的地の楊浦港に着いた。
中国ではグーグルマップは役立たずなので、捨てスマホにプリペイドSIMと百度地図をいれた。この組み合わせだと中国国内のバス路線も使いやすくなるので、2日目以降はバスで移動することのほうが多かった。
地下鉄では制服を着た警官からパスポートの提示を求められた。中国語でパスポートを出せと言われたのだが、なんとなく言いたいことは分かるが「英語でたのむ」というと英語で質問してきた。パスポートは肌身離さず持ち歩いているので、問題なく開放されたがホテルに置いてくると一悶着ありそうで焦った。
- 移動の記録は2019年のことを記しているので、現地に向かう場合は最新の情報を収集するようにお願いする。
- また、昨今の中国はアプリ支払いが主になっており、現金、クレジットカードが使えるところも少ないため、移動や入館の際の支払い方法に注意する必要がある。
使用機材
- LEICA M10
- REIROAL 1.4/35
- Elmarit-M 2.8/28 1st
- Vario-Prazma 1.5/50
- Mate 20Pro
関連リンク
更新履歴
- 2024.11.24