FE ELMARIT R 16mm +HASSELBLAD-X

フィッシュアイと中判デジタルカメラ

LEICA FISH EYE ELMARIT R 16mmをHASSELBLAD Xシリーズで使用したレビューと写真作例

目次

ギャラリー

  • 写真作例の撮影はHASSELBLAD X2D

レビュー

趣旨

フィッシュアイエルマリート 16mm35mm判フィルムカメラ向け(35mmフルサイズセンサー向け)レンズだが、35mm判レンズは撮影範囲に余裕があるイメージサークルの大きなレンズがあり、35mm判より大きなセンサーのカメラでも問題なく使えることもあるため、今回は35mm判よりも大きな面積の44mm x 33mmセンサーを持つ、ハッセルブラッド Xシリーズカメラでテストした。

Fisheye Elmarit 16mm +HASSELBLAD X2D

撮影結果→×

ハッセルブラッド X2Dの撮影結果を見ると、影画像の黒い箇所は撮影データがないところでイメージサークルが中判センサーには足りないことを示している。
また、「晴天時のケラレ」の上下に見られる黒い突起はフードの影が映りこんだ結果だ。
使用できない部分をカットすると撮影画像のうち約76%が実用可能となった。

このことからフィッシュアイエルマリートのレンズイメージサークルは、35mm判に最適化されており、それ以上の余裕が無いこことがわかった。
センサーサイズが同じフジフィルムのGFXシリーズで使用した場合も同じ結果になると考えられる。

晴天時のケラレ
紫のところは完全な黒色
使えるところを切り出した結果

カメラとレンズの接続

LEICA FISH EYE ELMARIT R 16mmハッセルブラッド X2Dの接続は、NOVOFLEX Adapter Leica R-Lenses to Hasselblad X-Mountを使用している。

同じ機能を持っているFotodiox Proの「Lens Mount Adapter Compatible with Leica R Lenses to Hasselblad XCD-mount Cameras such as X1D 50c and X1D II 50c」を試したことがあるが、一部のレンズが装着できずに返品したことがある。コレは購入したアダプターだけの問題か、製品そのものの問題かはわからない。

NOVOFLEX製品は装着できないレンズは今のところない。

仕様

参考リンク

更新履歴

  • 2025.2.15

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