FUJI FILM fortia 50
レビュー
「フジクローム fortia(フォルティア)」は、2004年に富士フィルムから発売された、「超高彩度・超鮮烈色」のキャッチコピーがついたカラーリバーサルフィルム。
本フィルムの情報は富士フイルムサイトにはすでになく、発売当時のネットメディア、写真好きのページで情報を得ることができる。
当時はリバーサルフィルム1本1000円程度で買えたので、限定という言葉にやられて一箱5本を買って撮影した。ベルビア50よりも彩度が高いという触れ込みは伊達ではなく、嘘色と言われるほど強烈な色味を発しており記憶に残る一本である。
ギャラリーで紹介する写真は、ちょうど東京の紅葉の頃、小石川の後楽園で撮影した。
レッドは燃えるような朱、ブルー、グリーンも彩度が高い色をしている。そしてレンズの効果もあるだろうが、黒が粘りなくストンと落ちるためドラマチックな風景を描き出す。
結局定番になることなく限定品で終わった本フィルムだが、こういう製品が世にでていた時代にフィルムで遊べたことは貴重な経験になっている。
カメラはKONICA HEXAR-RF、レンズはKONICA KL-HEXANON60mmと明るいレンズでISO50の本フィルムを使うには良い組み合わせだったと思う。日が陰り光量が少なくなっても十分なシャッタースピードを維持できた。さすがに日陰ではシャッター速度が遅くなり手ぶれを発している写真もあった。
仕様
商品名 | fortia 50 |
メーカー | フジフィルム |
フィルム種別 | カラー・リバーサル(ポジ)フィルム |
ISO感度 | 50 |
DXコード | あり |
特長 | 超高彩度・超鮮烈色 |
発売日 | 2004.07.22 |
参考文献・参考リンク
- IT media(fortiaのニュースリリース)
更新履歴
- 2024.05.22:改稿
- 2023.09.20:初稿
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