補助ヘリコイド・LLL M-L Macro

LIGHT LENS LAB M-L MacroをLEICA T typ701で使用したレビューと写真作例
目次
ギャラリー
レビュー


1.概要
LIGHT LENS LAB M-L Macroは、中国のLIGHT LENS LABが製造し日本では焦点工房などが販売している、ライカLミラーレスマウント向けの補助ヘリコイドを装備したマウントアダプター。
補助ヘリコイドを装備しているため、通常よりもレンズを被写体に近づけることができ、レンズの最短撮影距離よりも近くでピントをあわせることができる。
主な仕様は以下の通りで、詳細は表に載せている。
- 繰り出し距離 2mm
- 無限遠ロック機構
- フォーカスレバー付き
- 質量 約100g
- マウントアダプター・カラーバリエーション シルバーとゴールド


2.使用感
LIGHT LENS LAB M-L Macroをミラーレスカメラ・LEICA T typ701に装着テストをしたところ、とくに大きなガタや取外し時の引っかかりなどは無く、取外しに問題はなかった。
次に、マウントアダプターにライカMマウントレンズの装着テストしたところ、こちらも問題はなかった。
以前から、TL/SL向けの補助ヘリコイド付きマウントアダプターを探していたが、中国発送の品以外は、中古でも2.5万円程度するため入手できずにいた。
とある中古店で、補助ヘリコイド付きこのマウントアダプターを見かけて、それほど高くない価格だったので購入した。
安い理由は、補助ヘリコイドの繰り出し距離が2mmと控えめなことと、LIGHT LENS LABのブランドが浸透していないためと思われる。
ギャラリーは、Ms-OpticsのAPOQUALIA G 1.3/35とLEICA T typ701で近接撮影をした作例で、絞り値をを変更することに寄るボケの違いを見ることができる。
以下の写真作例は、左がレンズの最短撮影距離、そこからさらに補助ヘリコイドをくり出して近接撮影しているのが右で、ヘリコイドを繰り出すことにより近接撮影可能なことが確認できる。


3.まとめ
結論としてLIGHT LENS LAB M-L Macroをまとめると、このアダプターを使うことにより、最短撮影距離を短縮できるため、撮影のバリエーションが広がる。
レンズ、カメラを装着した際に顕著なガタは無く、しっかりとした作りだ。
新品価格はSHOTENブランド「LM-LSL M II」より少し安い程度なので、コストパフォーマンスが特別よいわけではない。
ライカLミラーレスマウント向け補助ヘリコイドを搭載したアダプターは種類が少ないため、選択肢が増えるのはありがたい。
仕様
型番 | L-M-L-MACRO(シルバー)、L-M-L-MACRO (Gd)(ブラスゴールド) |
機能 | ヘリコイド(繰り出し量:2mm)、無限遠ロック機構、フォーカスレバー付き |
対応レンズマウント | ライカM |
対応カメラマウント | L(ライカ・パナソニック・シグマ) |
素材 | 真鍮 |
質量 | 約100g |
備考 | ご使用前にカメラの「レンズなしレリーズ」の設定をONにしてください。 設定方法については、カメラの取扱説明書をご覧ください。 |
注意事項1 | 沈胴タイプのレンズをご使用の際は、カメラに装着したまま沈胴させないでください。 |
注意事項2 | 装着する機材の個体差・経年変化・損傷による形状の変化等により、装着感(固い、緩い、若干のあそび等)が通常と異なる場合や、装着できない場合があります。 |
注意事項3 | レンズの個体差に対応するため、わずかにオーバーインフになるよう設計する場合があります。実際のピントの位置を確認しながら撮影してください。 |
注意事項4 | 必ずしもすべての互換性を保証するものではありません。アダプターは、お客様ご自身の責任でご使用ください。 |
注意事項5 | 生産ロットにより、お届けする商品が商品情報と一部異なる場合がございます。 |
参考リンク
- 焦点工房・通販ページ
- APOQUALIA G 1.3/35・Shige’s hobby
- LEICA T typ701・Shige’s hobby
更新履歴
- 2025.4.19
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