Honolulu Museum of Art Spalding House

ホノルル美術館・スパルディング・ハウスは、ハワイ・マキキの丘にあった現代アートを展示する美術館。

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ギャラリー

Honolulu Museum of Art Spalding House
LEICA X1
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レビュー

10年ほど前にハワイに行った際に、ホノルル美術館・スパルディング・ハウスを訪問した。
2024年現在は閉鎖され、2019年に建物が売りに出されたとのことだが、現在は展示などはおこなわれていないようだ。館は存在し公開されていると記事も見たが真偽は不明である。

館の歴史を簡単に紹介すると、実業家のツイッグ・スミスがパトロンとなり、ホノルル現代美術館として活動した1988年から2011年までがもっとも栄えた時期のようだ。

最終的に売りに出されたのは、ホノルル美術館としては施設の活用方法について長期にわたり検討がおこなわれたようだ。しかし、建物の立地がマキキの丘というセレブ地区にあるため、周辺住民から一般人が街に来訪してうろうろするようなことは迷惑であり、反対の声が根強く頓挫したとの記載を参考リンク先の記事で見た。美術館すら迷惑施設として捉えられる場合があり、近隣住民との融和はどこの国でも難しい問題なのだと感じた。新たなセレブに購入され再度公開されるとよいなと思うが望みは薄そうに感じる。

  • 1925 年 個人邸宅として建築
  • 1968 年 ホノルル芸術アカデミーが取得
    • 1970年〜1978 年まで日本の浮世絵を展示
  • 1980 年 庭園復活
  • 1986 年 現代美術館に改築
  • 1988 年 ホノルル現代美術館として展示開始
  • 1990 年代 庭園再生
  • 2011 年 ホノルル美術館と合併、ホノルル美術館・スパルディングハウスに改称
  • 2019 年 展示終了、建物売却

2013年に訪問したときは、すでにホノルル美術館の分館になっており、現代アートの展示がおこなわれていた。訪問日は庭園には入れたのだが建物に入った記憶がなく、受付に人がいた気配がなかったように記憶している。よって、館内に展示されたホイックニーのオペラインスタレーションなどの作品は鑑賞していない。すでに閉館してしまったとのことで訪問時は下調べが大事だとあらためて思う。

訪問の日について記すと、ハワイ大学・マノア校で用事をすませ近くのバス停まで歩いてバスに乗って、プナホウストリートとネオホアストリートの交差点バス停で降りて、バス停からは徒歩で丘を登った。炎天下のなかを急勾配の坂を歩いてたどり着いたので、とても疲れた記憶がある。

今グーグルマップを見ると、バス路線を乗り継げばもっと近くのバス停まで行けたようだが、当時のグーグルマップは今ほど優秀では無かったし、海外ローミング費用が高い時代で、外でネットを使える環境ではなかったと思う。ホテルのWifiでグーグルマップをローカルに保存して外で利用していたはずだ。海外SIMは当時利用できたのかな?記憶が無い。

  • 場所:2411 Makiki Heights Drive Honolulu, HI 96822
  • 訪問日:2013.01.11
  • 展覧会名:Finding X

撮影機材

  • LEICA X1
  • LEICA M6 +Elmarit 21mm F2.8 +KODAK E100VS

参考リンク

更新

  • 2024.05.09

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