Tokina Reflex 300mm F6.3 MF MACRO

M4/3マウント・超コンパクト・ミラー望遠レンズ

トキナー レフレックス 300mm F6.3 MF マクロのレビューと写真作例

目次

ギャラリー

  • 写真作例の撮影はオリンパス・E-M1

レビュー

  1. レンズの概要
  2. 使用感
  3. ミラーレンズ<作成中>
外観図はトキナーウェブサイトより引用
レンズ仕様はトキナーウェブサイトより引用

1.レンズ概要

レフレックス 300mm F6.3 MF マクロはトキナー 製・焦点距離300mmのマイクロフォーサーズ用マニュアルフォーカス(以下、MF)ミラーレンズ。

レンズの特徴は66mm x 66mmのコンパクトな円筒ボディ、300gの重量で300mmの焦点距離を実現していることである。マイクロフォーサーズセンサー向けレンズなので、センサークロップされて、35mm判換算600mmの超望遠レンズとなる。

絞りはF8固定なので、レンズにはフォーカスリングだけがある。深さのある円筒形のフードが付属しており、逆光への対策もされている。

最短撮影距離は0.8mで、一般的な300mm望遠レンズの最短撮影距離が2m前後のことを考えると、商品名にマクロと付いているとおり300mmの焦点距離のレンズとしてはとても寄れるレンズだ。

2.使用感

作例の3枚も最短撮影距離近くまで寄って撮影している。0.8mの距離があれば蝶も逃げないため、撮影にちょうどよい距離と言える。

蝶を撮影した山にて、上空を飛んでいる鷹の撮影にトライしたが、遠方の移動する物体に対してE-M1のEVFをのぞきながらMFでピントをあわせつつ、被写体を追いかけるのはなかなか難儀で、F8と暗いため手ブレの影響もありシャープな像をほとんど得ることはできなかった。この組み合わせはこの年だけでやめてしまった。

その前は、ソニーのα900とオートフォーカス(以下、AF) Reflex 500mm F8で、上空の鷹に挑戦したことがあるが、こちらはAFの合焦速度が遅すぎて、飛んでいる鷹の撮影に対してAFは役に立たなかった。マニュアルフォーカスでの仕様はEVFより一眼レフの方が追従性はよく、EVF酔いのようなことも無いのはよいが、微妙なピントをあわせるのは難しかった。

このレンズはそれほど数が売れるレンズで無いこともあり、マニュアルフォーカスレンズと割り切った設計となっている。しかし、フォーカス合焦に使うレンズは500mmより小さいはずなので、AF化されればそれなりの速度で合焦しそうな気がする。

AF化したときに現状のサイズとわずかな価格上昇であればよいが、倍程度の価格になり、レンズサイズが拡大、重量が増加するのであれば、このレンズの持っている軽快さという最大のメリットが失われるため、好ましい変更ではないと考える。

また、このレンズはマイクロフォーサーズ専用のレンズであり他のマウント版は発売されていない。APS-Cセンサーを積んだ、Xマウント版、Eマウント版、Lマウント版などがあれば面白いと思うが、残念ながら2024年現在マイクロフォーサーズ版も終売しており望みは薄そうだ。

3.ミラーレンズについて

<作成中>

仕様

項目タムロン SP350mmトキナーReflex 300mm F6.3 MF MACRO
焦点距離(mm)350300
最大絞り5.6(絞り固定)6.3(絞り固定)
最小絞り
レンズ構成4群7枚3群7枚
絞り羽根なし
最短撮影距離(m)1.10.8
レンズ長(mm)7966
レンズ最大径(mm)8666
フィルター径(mm)8255
フード19FHBH552
重量(g)577298
マウントニコンF
キヤノンEF
ソニーα
オリンパスOM
キヤノンFD
M42
ライカR
など
マイクロフォーサーズ
リリース年1981~19852012年5月25日
価格(¥、税別)¥48,400¥40,000

参考文献・参考リンク

更新履歴

  • 2024.07.26:

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