2011年7月22日に発売のオリンパス製、M.Zuiko D 14-42mm F3.5-5.6-II Rをパナソニック製ミラーレスカメラ LUMIX DMC-GM5で使用したレビューと写真作例
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目次
ギャラリー
写真作例は以下のカメラを使用した。
レビュー

1.概要
M.Zuiko D 14-42mm F3.5-5.6-II Rは、2011年にオリンパス(現:OM SYSTEM)から発売された、マイクロフォーサーズカメラ向けの安価な標準レンズだ。このレンズをマイクロフォーサーズカメラで使用すると、35mm判換算の焦点距離は28mm〜84mmになる。
レンズ鏡筒にはフォーカスリングとズームリング、収納時のレンズロックが備えられており、レンズは沈胴式を採用している。レンズ側に手ぶれ補正機能は搭載されていない。
レンズ構成は5群7枚で、レンズ名に「APSH.」の表記はないものの、非球面レンズを3枚採用している。レンズフードは別売で、型番LH-40(4,000円)が発売されている。
2.使用感
M.Zuiko D 14-42mm F3.5-5.6-II Rは、35mmフィルム判で28mm〜84mmをカバーする標準ズームレンズで、オリンパス(現:OM SYSTEM)製ミラーレスカメラの廉価版にバンドルされていたレンズだ。一応単体でも売られているが、これを単体で購入する人はそれほど多くないと思われる。
2020年現在は、よりコンパクトに収納できるパワーズームがバンドルレンズとなっており、本レンズはすでに販売を終了している。
このレンズは、収納性を高めるために沈胴式鏡筒を採用しており、収納時はレンズ長が50mmとなる。撮影時は、レンズを構えた状態でズームリングを左に回転させると、ロックを越えたところが焦点距離14mmとなる。さらに左に回すと、望遠端の42mmまでレンズが移動する。反対に、外して回すと、鏡筒が20mm程度伸びてレンズ長が約70mmとなる。
ズームリングを回転させてレンズを使用可能な位置まで移動する必要があるため、収納時はコンパクトだが、使用時はそれなりの長さのレンズとなる。
描写については、普及価格のバンドルレンズなので大きな期待をしなければ、普通に使えるレンズだ。
3.まとめ
M.Zuiko D 14-42mm F3.5-5.6-II Rまとめると、ごく普通のズームレンズで、OM SYSTEM(旧オリンパス)カメラ向けレンズのため、レンズ自体に手ぶれ補正機能を搭載していない。このため、ボディ内手ぶれ補正機能を搭載していないマイクロフォーサーズカメラを使うときに手ぶれが心配であれば、パナソニック製のズームレンズを選択するほうがベターだと言える。
仕様・考察など
2020年代において、マイクロフォーサーズ向けの標準ズームは、通常ズームが5種類7本、パワー(電動)ズームが2種類2本存在する。
- M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6
- M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II(新型)
- M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R (上記形状違い)
- M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
- LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH/MEGA O.I.S. H-FS014045
- LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. H-FS1442
- LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II ASPH./MEGA O.I.S. H-FS1442A(上記形状違い)
- LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. H-PS14042
OM SYSTEM(旧オリンパス)とパナソニックの違いは、手ぶれ補正機能をレンズ側に搭載しているか否かだ。この両社の標準ズームレンズに対する姿勢の違いは、OM SYSTEM(旧オリンパス)がボディ内手ぶれ補正をマイクロフォーサーズカメラの初期から採用しているのに対し、パナソニックは2023年発売のハイエンドカメラ「G9 Pro II」までボディ内手ぶれ補正が搭載されていなかったためだ。
OM SYSTEM(旧オリンパス)の最新パワー(電動)ズームと本レンズを比較すると、収納時・使用時ともにパワーズームの方が20〜30mm程度短くなっている。ズーム操作が電動で物理操作ではないことに違和感がなければ、最新のパワー(電動)ズームの方が取り回しがしやすい。
レンズ構成図は各社の公式ページより引用し、縮尺は調整している。
| レンズ名 | M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R | M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ |
| 焦点距離(mm) | 14-42mm | 14-42mm |
| 35mm判換算焦点距離(mm) | 28-84mm | 28-84mm |
| 最大絞り | 3.5-5.6 | 3.5-5.6 |
| 最小絞り | 22 | 22 |
| 絞り羽枚数 | 7 円形絞り | 5 円形絞り |
| レンズ構成 | 7群8枚(非球面レンズ゙3枚) | 7群8枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚、スーパーHRレンズ1枚) |
| 最短撮影距離(m) | 0.25〜0.3 | 0.2〜(0.29)〜0.25 |
| レンズ長(mm)[]使用時 | 50[70] | 22.5[53] |
| レンズ最大径(mm) | 56.5 | 60.6 |
| フィルター径 | 37 | 37 |
| 重量(g)(レンズのみ) | 113 | 93 |
| マウント | マイクロ・フォーサーズ | マイクロ・フォーサーズ |
| リリース年 | 2011年7月22日 | 2014年2月28日 |
参考情報
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更新履歴
- 2026.5.30


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