​「遠くに狼煙が見えにけり」土井沙織・S3 Gallery

​「遠くに狼煙が見えにけり」土井沙織・S3 Gallery

【燃える世界と対話する獣たち】(感想題)

鬼子母神のある雑司ヶ谷駅から徒歩3分のS3 Galleryで「​遠くに狼煙が見えにけり」を鑑賞した感想。

目次

概要

感想【燃える世界と対話する獣たち】

今回の展示をしている雑司ヶ谷のS3 Galleryは展示スペースがそれほど大きくない1部屋ギャラリーで展示点数は13点。
土井沙織さんは同時期にOSAKA INTERNATIONAL ART 2025のMEDEL GALLERY SHUブースに作品を展示している。

展示は正面の80号を越える大作《遠雷》2025年 114×152㎝は、今回の展示では唯一の4色使いの作品、白の獣、黒い雷、青い服、燃える世界、獣につかまる女性の切迫感が伝わってくる。

左にベースが黄色の「対話」を感じさせる3つの作品があり、獣の対話内容が気になる。

右壁は小さめの色とりどり獣が愛らしい。

まとめ

今回の展示はコンパクトだけれど、作家の特徴である「目」の表現は健在で「対話」を感じさせる3つの作品の並びが印象に残った。

土井沙織さんの作品は、2023年にMETA展 2023に展示された巨大な作品を初めて見た。その後、2023年 東京オペラシティ ギャラリーの「project N 92 土井沙織」、2024年 原宿 MEDEL GALLERY SHU「イコール」、2024年 茅場町 ARTDYNE「MOTHER’S HAND」、 META展 2025と鑑賞している。

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更新履歴

  • 2025.6.2

撮影機材

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