LEICA D-LUX (2003)

ライカ・D-LUX( 2003ver)のレビューと写真作例

目次

ギャラリー

レビュー

D-LUX(2003Ver)は、2003年にリリースされたコンパクトデジタルカメラ。
撮影距離は30cm~無限遠で、レンズ前10cmまで寄れるマクロモードを備える。
記録解像度は2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル、記録形式はJPEG、Raw撮影は出来ない。320×240ピクセルの音声付き動画を撮影可能、記録形式はQuickTime。

外観はライカがデザインしているためか、正面から見たときの凹凸のないデザインは今でも素晴らしく感じる。持ってるいる個体は格安中古のためか、ボディに隙間があったり、ネジが無くなっていたりと、いろいろ経年故の不具合が散見されるが、電装はパナソニックのためか、19年たったいまでもきちんと使える。

電源オンしてから、撮影開始まで待ち時間はほとんど無く、現代のコンパクトデジタルカメラと遜色ない。
写りは小さな320万画素の映像素子なので、適正露出でないとハイライトは飛ぶ、少し暗いとノイズはでる、暗所でぶれやすいと20年近く前の小センサーデジカメだと感じる。
片手に収まるコンパクトボディ、素早い起動、ときどきネガフィルムを思わせる画像が撮れるなど、肩肘張らずに気の向くまま、写ルンですのように使うのが良いカメラだろう。

バッテリーは、型が古いため現在は互換品が少ない。2022年現在、楽天にてDMW-BCA7 *1の互換品を購入できる。中古ボディに付属してきたバッテリーはプラスチックの経年劣化による加水分解で外装が崩壊し、若干膨らんでいることもあり使えず、リンク先の互換品を2つ購入した。リンク先の互換バッテリーは、純正アダプターできちんと充電できて使えている。

このカメラから、コンパクトデジカメのOEM先を富士フイルムからパナソニックに変更した。
OEM元はパナソニックのDMC-F1。余談だが、OEM元のDMC-F1は、歌手の浜崎あゆみがCMキャラクターを務めていた。
昨今のフジフィルム・デジタルカメラの人気を見ると、OEM元がフジフィルムのままの世界も見てみたい気がする。XQやXFのライカ外装バージョンがあれば、それなりに人気が出そうだ。

*1:楽天アフィリエイトリンク

仕様

項目備考
カメラ有効画素数3.2-Megapixels
レンズLeica DC VARIO-ELMARIT 1:2.8-4.9 /5.8-17.4 ASPH.6群7枚(非球面レンズ3枚)
35mm換算35~105mm
撮像素子1/2.5型CCDセンサー総画素数334万画素、原色フィルター
ファインダー実像光学式ファインダーファインダーはフレーム確認のみで、ピントはわからない
背面液晶1.5型低温ポリシリコンTFT液晶
記録媒体SDカード2GBまで対応
バッテリーBP-DC2-JDMW-BCA7 *1
外形寸法幅 x 高さ x 奥行 121×34×52mm
重量(g)200 バッテリ含む

歴代モデル

項目D-LUXD-LUX2D-LUX3D-LUX4D-LUX5D-LUX6D-LUX
Typ109
D-LUX7
焦点距離35-10528-11228-11224-6024-9024-9024-5724-75
画素数3.28.610.210.110.110.112.817
センサー1/2.51/1.651/1.651/1.631/1.631/1.634/34/3
ファインダー光学なしなしなしEVF1EvF3内蔵
EVF
内蔵
EVF
液晶1.52.52.83.03.03.03.03.0
バッテリーBP-DC6BP-DC4BP-DC4BP-DC4BP-DC10BP-DC10BP-DC15BP-DC15
メディアSDSDHCSDHCSDHCSDXCSDXCSDXCSDXC
リリース年20032005200620082010201220142018
カラー

チタン
サファリ

チタン

100周年
G-star RAW

グレー

オプション

  • 革ケース
  • ストラップ

参考文献・参考リンク

更新履歴

  • 2024.03.06
  • 2022.08.13

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