Last updated on 2026-04-19
ニコン製デジタルカメラ・クールピックス950のレビューと写真作例
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目次
ギャラリー
レビュー


1.概要
Nikon Coolpix 950は、1999年に発売されたニコン製のレンズ一体型デジタルカメラである。リリースから20年以上が経過しているため、立派なオールドコンデジだ。
イメージセンサーは200万画素で、4:3の比率、最大解像度は1,600×1,200。これは、Windows XP時代の高解像度モニターの解像度に相当する。
仕様の詳細は表に載せている。
2.使用感
Nikon Coolpix 950の撮影結果だが、やはり200万画素では2024年においては厳しい解像度だ。同様に、200万画素のオールドコンデジであるソニーのDSC-U20とDSC-U30も同程度の解像度だが、撮影結果を見る限りではこちらも厳しい印象だ。オールドコンデジでも、300万画素以上、できれば500万画素あれば、それなりに満足のいく写真が撮れると思う。もちろん、低解像度でも工夫して撮るというのは、撮影者の表現次第だろう。
写りは、古いデジタルカメラなので昨今のスマートフォンにも遠く及ばない画質だ。ISO80の昼光時でも、デフォルト設定では若干眠く緩い感じの写真になる(シャープネスのかけ方、後処理で見栄えを加工できる)。最大感度のISO320では、ノイズが発生して解像感が落ちる。
また、夜間は手ぶれ補正機構がないため、手ぶれの影響が大きい。
オートフォーカスの合焦速度もかなり遅く、とっさの場面ではまったくフォーカスが追いつかない。最近のカメラに慣れた身には、かなり堪える仕様だと思う。
スイバル式クールピックスの実像式光学ファインダーは、レンズのズームに連動して撮影範囲が変わる。しかし、撮影者が確認できるのは撮影範囲のみで、ピント位置は確認できない。これは、フィルムカメラ時代のAFコンパクトカメラと同じ方式である。
背面液晶はライブビューなので、撮影範囲とピントを確認できる。しかし、モニターサイズが1インチと小さく、解像度も10万ドットなので、正確さに欠ける。
カメラは単3電池4本で動作し、エネループなどの比較的電圧の低いニッケル水素電池でも動作する。おそらく1本の電池電圧が1.2V程度で駆動するように設計されているため、起動時間が比較的長く、電源を入れてから撮影可能になるまで数秒間待つ必要がある。
記録メディアはコンパクトフラッシュ、画像保存形式はJPEG。記録サイズには、1,600×1,200(FULL)、1,024×768(XGA)、640×480(VGA)の3種類があり、画質はHI、FINE、NORMAL、BASICの4種類から選択できる。
1,600×1,200(FULL)解像度の場合、HIが約8MB、FINEが約1MB、NORMALが約0.5MB、BASICが約0.25MBとなっている。HIはほぼ非圧縮で、順に圧縮率が高くなる。以前は小さなメモリーカードしか買えなかったため、FINEかNORMALで撮影していた。
クールピクス9xxシリーズは、レンズ先端に28mmのネジが切ってあり、テレコンバーターとワイドコンバーターを共通して利用できます。ニコンのオプション品は、それなりの数が市場に出回っているため、中古でも比較的入手しやすくなっています。一方、オリンパスなどは機種ごとにオプションが異なるため、探しても目的の品がなかなか見つからず、難儀することがあります。
このカメラはすでに手元にはないが、発売日に割引価格で購入した。CP950は、グリップ部にニコンの一眼レフカメラで採用されている赤いワンポイントが入っており、黒のボディと相まって、ニコン製カメラのイメージを良く踏襲している。
3.まとめ
Nikon Coolpix 950をまとめると、2000年を前にしてニコンがデジタルカメラに本気を出したと思えるカメラだ。フィルムカメラには及ばなかったものの、当時のデジタルカメラとしては十分な性能を持っていた。
一眼レフのニコンFなどと同じ、グリップ部に施された赤のワンポイントはその象徴と言えるでしょう。
仕様・考察など
COOLPIX 900から始まるスイバルニコンカメラは、1年ごとに100万画素ずつ上がっていくデジタルカメラの性能向上が、画素数で認識された時代のカメラだ。
しかし、この時期のニコンは、カメラデザインに落ち着きがなく、予算も潤沢にあったためか、新型が出るたびにボディ形状を変えるという贅沢をしていた。以下の5つのカメラの中では、COOLPIX 950のブラックに赤のワンポイントデザインがもっともニコンらしいと言える。
| 項目 | COOLPIX 900 | COOLPIX 950 | COOLPIX990 | COOLPIX995 | COOLPIX4500 |
| カメラ有効画素数 | 100万画素 | 200万画素 | 300万画素 | 300万画素 | 400万画素 |
| 焦点距離 | 3 倍ズームニッコールレンズ f=7~21mm (35 mm 判換算:38~115mm 相当) F2.6~F4 | ← | 3 倍ズームニッコールレンズ f=8~24mm (35 mm 判換算:38~115mm ) F2.5~F4 | f=8~32mm (35 mm 判換算:38~152mm ) F2.6~F5.1 | 4 倍ズームニッコールレンズ f=7.85 ~32mm (35mm 判換算38 ~155mm ) F2.6 ~5.1 |
| レンズ構成 | – | – | 8群9枚 | 8群10枚 | 8群10枚 |
| 絞り羽根 | – | – | 7枚 | ← | ← |
| 撮像素子 | 1/2.7 型 CCD | 1/2 型 CCD(?) | 1/1.8 型 CCD | ← | ← |
| 最大ISO | – | 320 | 400 | 800 | ← |
| 背面液晶 | 2型・?万画素 | 2型・13万画素 | 1.8型・11万画素 | ← | 1.5型・11万画素 |
| ファインダー | 実像式 | ← | ← | ← | ← |
| バッテリー | 単三形4本 1.2V*4 | ← | ← | EN-EL1 | ← |
| 記録メディア | コンパクトフラッシュ | ← | ← | ← | ← |
| 外形寸法(mm)幅 x 高さ x 奥行 | 157×75×35 | 143×76.5×36.5 | 149×79×38 | 138×82×40 | 130×73×50 |
| 重量(g) | 360(ボディのみ) | 350 (ボディのみ) | 390 (ボディのみ) | 390(ボディのみ) | 360(ボディのみ) |
| リリース年 | 1998.4 | 1999.3 | 2000.4 | 2001.6 | 2002.6 |
| 価格 | 110,000 | 125,000 | 125,000 | 113,000 | OpenPrice (105,000) |
オプション
- フィッシュアイコンバーター:FC-E8(0.2倍)
- ワイドコンバーター:WC-E63(0.63倍)
- ワイドコンバーター:WC-E75(0.75倍)
- テレコンバーター:TC-2E(2倍)
- テレコンバーター:TC-E3ED(3倍)
- テレコンバーター:TC-E3PF(3倍)
- PC接続キット
| フィッシュアイ FC-E8 | ワイド コンバーター WC-E63 | テレ コンバーター TC-E2 | テレ コンバーター TC-E3ED | テレ コンバーター TC-E3PF | |
| レンズ構成 | 4群5枚 | 4群4枚 | 3群4枚 | 3群6枚 | 3群6枚 |
| コンバーター倍率 | 0.2倍 | 0.63倍 | 2倍 | 3倍 | 3倍 |
| 合成絞り値 | 変化無し | ← | ← | ← | ← |
| サイズ | ? | 75*29.5 | 64* | 75*78.6 | 61*64.3 |
| 取付径 | 28mm | ← | ← | ← | ← |
| フィルター径 | – | 72mm | 62mm | 72mm | ? |
| 重量(g) | 205 | 150 | 240 | 260 | 175 |
| 対応機種 | COOLPIX P5100 COOLPIX P5000 COOLPIX 8400 COOLPIX 5000 COOLPIX 4500 COOLPIX 4300 COOLPIX 995 COOLPIX 990 COOLPIX 950 COOLPIX 885 COOLPIX 880 | ← | ← | ← | COOLPIX 8400 (アダプタリングUR-E15併用) COOLPIX 5000 (同UR-E6併用) COOLPIX 4500 /4300 (同UR-E4併用) COOLPIX 900シリーズ |
| 価格(¥/税別) | 45,000- | 14,000- | 14,000- | 29,000- | 80,000- |
| 備考 | ? | 焦点距離35mm以降はテレコンを付けない方が画質が良い | ワイド側でけられが発生する | ← | ← |
参考情報
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更新履歴
- 2023.07.20


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