SIGMA 30mm EX DC HSM

シグマ30mm EX DC HSMのレビューと写真作例

目次

ギャラリー

SIGMA 30mm DC HSM 写真作例(SIGMA SD10)

レビュー

SIGMA 30mm EX DC HSMは、APS-Cサイズセンサーを搭載した一眼レフカメラ向けの大口径(F1.4)レンズ。
付属フードは花形のバヨネットタイプで、フードを止める爪がプラスチックなので、雑にあつかったり何度か取り外しをしていると爪が削れて固定が甘くなる。
SD9、SD10の時代にリリースされた古いレンズだが、2023年においてもそこそこ美品を中古市場で見かけるので、けっこう売れたレンズなんだと思う。
リリース当時はEXライン(シグマの昔の高級レンズライン)、APS-Cセンサー専用の大口径レンズで低価格ということで期待して購入したが、後ボケが2線傾向で汚くがっかりして、あまり使うこと無く手放してしまった。
シグマ公式より引用した図に示すとおり、レンズ構成は大口径に向いているダブルガウス型の派生で、特殊分散ガラス、非球面レンズを使用した凝った作りだが、当時の設計技術では収差補正の限界だったと思われる。
2013年にリリースされた新型はレンズ構成がモダンな逆望遠タイプになり周辺描写の癖もなくなり普通によいレンズになっている。

レンズ構成図はSIGMA公式ページより引用

仕様

項目SIGMA 30mm DC HSM Art30mm F1.4 EX DC HSM
焦点距離(mm)30
最大絞り1.4
最小絞り16
絞り羽根98
レンズ構成8群9枚7群7枚
最短撮影距離(m)0.30.4
レンズ長(mm)63.359
レンズ最大径(mm)74.276.6
フィルター径(mm)62
重量(g)435400
リリース年20132005
定価(税別)オープン(約4万円)¥55,000-

参考文献・参考リンク

更新履歴

  • 2024.2.6:初稿

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