SUMMILUX-R 1:1.4/50(II)E60

ライカR用標準レンズ、SUMMILUX-R 50mm F1.4 II型をデジタルカメラで使用した記録

目次

<ギャラリー>

<レンズの印象>
ライカR用標準レンズ、ライカRの終盤1998年にリリースされ、製造本数・約2700本の希少なレンズ。ヤフオクやebayにたまに出てくるが結構強気な価格が付いている。所有する個体は382xxxx、1998年製で本レンズが最も多く作られた時のレンズである。
レンズ比較写真にあるように本レンズが最も大柄で、レンズ枚数が多いため他の50mmレンズより重く塊感を感じる。
フードは余り伸びずおまけのようだが、レンズ自身の逆光耐性が良いためほとんど問題にならない。
ギャラリーは、DMR(LEICA R8 +Digital Module R)での撮影結果を掲載している。センサーサイズの関係から、約68mmにクロップされた画像になるが、レンズの持つキレと柔らかさの同居を感じてもらえると思う。
R8の標準スプリットファインダーで、絞り開放から問題なくピント合わせ可能である。
また、本レンズはEOS-1DsMKIIIで問題なく使用できる。

SUMMILUX R50-II / SUMMILUX R50-I / SUMMICRON R50-II

<レンズ仕様>
I型の5群6枚から画質向上のために7群8枚に設計を変更してリリースされた。
フィルターはI型のE55(55mm)からE60(60mm)に拡大され、ファットな外観になっている。
非球面レンズは使用されていないはずで、R-CAMとROM-CAM以外は見たことがなく、製造時期からして3CAMは存在していないと思われる。
本レンズは5群6枚の後群に2枚レンズを足したレンズ構成であり、2006年リリースのM型SUMMILUXの非球面に近いレンズ設計に見える。
M型の球面SUMMILUXよりも後のリリースなので、こちらが最後の球面SUMMILUX 50mmとなる。

項目備考
焦点距離(mm)52.3
最大絞り1.4
最小絞り16
レンズ構成7群8枚
最短撮影距離(m)0.5
レンズ長(mm)51マウント面からの距離
レンズ最大径(mm)70
フィルター径(mm)60
重量(g)710


<参考文献・参考リンク>

広告

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントする