きゅんパス・新潟編
JRの企画乗車券、”きゅんパス”を利用して新潟県、新潟市と十日町市の日帰り旅レポート
目次
旅程(2024.2.27)
- 07:04 東京発(とき303号)
- 08:56 新潟駅着
- 09:15 新潟発-西大畑バス停 C21
- 11:00 神宮前-新潟駅 C20
- 11:25 新潟駅発(とき318号)
- 11:46 長岡駅着
- 昼食
- 12:34 長岡駅発(上越線・越後湯沢行き)
- 12:56 越後川口駅着
- 13:11 越後川口駅発(飯山線・戸狩野沢温泉行き)
- 13:38 十日町駅着
- 16:55 十日町駅発(ほくほく線・越後湯沢行き)
- 17:30 越後湯沢駅着
- 17:41 越後湯沢駅発(とき336号)
- 19:00 東京着
旅レポート
はじめに
- 4度目のきゅんパスでの移動、今回は新潟方面。最終週は行きたい方面の予約が取れなかったので、これにて終了、とてもお世話になりました。
- 朝七時に東京を発つ新幹線に乗るためには、朝の5時起きで移動する。朝が早いため楽々な移動手段、東海道新幹線も使えず、在来線で東京駅を目指すがこの時間から列車で移動する人は多い。某駅で乗り換え待ちをしていると下りの新幹線が横切っていった、人は常に移動する生き物なのだろうと、最近読んだ本の内容を思い出す。
出発〜新潟駅着
- 関東平野は雲が多めだが晴れている。すこし進んで群馬県を越えて北陸地方にはいると雪が見えてくる。スキーのメッカ、越後湯沢のあたりはとくに雪が深い。
- さらに進んで越後山脈をぬけると雪の量は減って、関東とそれほど変わらない景色になった。新潟駅はほとんど雪は無く、駅前を大規模再開発をしているようで工事が進んでいた。1年後くらいにはデッキができるなどして変貌しているのだろう。
新潟駅から古町周辺へ
- バス停は以前のままだが、駅前再開発が完了すると、バス停もデッキの下に移るんだろうな。この光景も見納めのような気がする。古町方面に行くバスはいくつか路線もあり、美術館などの施設に行くためにはあまり待たずにすむはずだ。新潟県立万代島美術館も同じ方向で、新潟市美術館よりも駅近にある。新潟県立万代島美術館は訪問日に「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」をやっていたがそれほど興味が無いのでパスした。
新潟カトリック教会
- 西大畑バス停を降りると立派な教会が見えたので立ち寄る。キリスト教会はほとんどの場所で誰でもウェルカムなので、旅先でもよく立ち寄って内部を見学させていただく。こちらもステンドグラスが美しい教会だった。
- 訪問した日は外装部分の補修を職人さんがやっていた。
旧齋藤家別邸
- 館内が華やかなひな人形で彩られている。建物も和建築の渋さがあり、とても落ち着く。お庭は能登半島地震の影響で蟷螂が倒れるなどして、散策することができなかった。職人さんが復旧作業をしていた。あの規模の地震なので新潟も影響があるのも当然か。
新潟市美術館
- コレクション展4
- 2024年03月01日(金)から2024年04月21日(日)まで
※企画展示室3のみ3月1日(金)~3月31日(日)まで - 収蔵品はなかなかの名品揃い、平面とカーブした壁の展示室も素敵、収納庫を模した展示が3面あり、そちらも普段見ることができない収蔵庫の様子を知ることができて興味深い展示だった。
新潟大神宮
- 新潟駅に戻るバス停、神宮前の神宮とは、この新潟大神宮だった。時間がすこしあったので参拝してきた。保育園が付属しているようで子供達が元気に境内を駆け回っていた。
- 御朱印帳を忘れたので、書き置きの朱印をいただいてきた。納めは300円。
- バスを待っていると小雪はちらついていたが、積もるような雪では無かった。
新潟駅から長岡駅へ
- 新幹線で二駅乗って長岡に着く、長岡の滞在時間は40分くらいなので、ご飯を食べるくらいしかできない。歩いて10分くらいのところにある、PEOPLE’S KITCHEN タカゼンで洋風カツ丼ハーフ/ハーフをいただいた。ソースがデミとクリームソースの二色がけ。
- 長岡駅には花火の模型が展示してあった、長岡名物といえば花火もその一つだ。
- 長岡は新潟県立現代美術館、山本五十六記念館、長岡市 河井継之助記念館、如是蔵博物館などがあり文化施設が充実しているようだ、次回があればゆっくり来たいと思った。
長岡駅から十日町駅へ
- 長岡から2輌連結の上越線に乗って越後川口駅まで移動して、1輌単車の飯山線に乗り換えて十日町駅まで移動する。山間部を走る道中は雪景色で真っ白な景色に心が洗われる。
越後妻有里山現代美術館 MonET
- 残念ながら訪問した日は、中央水場に寝転がっているはずの鈴木康広さんの大きな《水平の人》はいなかった。しかし、大地の芸術祭で設置された数々の作品は変わらず見応えがある。平日なので鑑賞者は少なく本当にゆっくりと鑑賞できた。カフェが休みだったのは残念だ。
十日町市立博物館
- 博物館は越後妻有里山現代美術館 MonETから徒歩10分程度のところにある。場所的には線路を挟んで向かいだが、踏切を渡る都合ですこし回り道をする必要がある。
- 建物は雪の結晶柄と土器の意匠を組み合わせた白い外観がとても素敵。こちらで火焔型土器・マンホールカードを配っているのだが、受付で申告をしなかったのでもらい損ねてしまった。
- 国宝土器を納めた専用展示室は、国宝指定された縄文式土器が整然と展示してあり迫力がある。中央スペシャルステージの土器は全周をくまなく鑑賞することができる。展示室には土器を組み立てる3次元パズルなど遊べるコーナーもあった。
- 土器以外の展示室として雪国の暮らし、織物があり充実した展示施設だった。
おやつ&晩飯
- 博物館から駅に戻り、すこし時間があったので駅そばのリオン・ドールに立ち寄ると、入口そばにファミリーレストラン・オガワヤがあり、イチゴアイスホットケーキのミルクティセットをいただく。ホットケーキの一枚目はくりぬいてあって、そこにアイスが嵌まっている。横の丸いのは余った粉で作ったサービスかと思った。
注文後に焼くホットケーキとアイスが疲れた体に染みる。唐揚げとかカレーとか普通に食事をしてもおいしそうだった。
帰路
- 帰りは十日町市駅からホクホク線に乗って越後湯沢にでる。ほくほく線は犀潟駅から六日町駅までをつないでいる路線でJRとは別運行になっている。十日町駅から六日町駅までは魚沼丘陵を突き抜けるトンネルを走る。六日町駅から先はJRの管轄となっており、六日町駅で運転手が交代していた。
- きゅんパスはほくほく線も利用エリアに入っているので無料で利用できた。青春18きっぷは適用外で別途切符を購入する必要がある(2024年現在)。
- 上越国際スキー場前ではスキー・スノボ客がたくさんいた。往時に比べると少ないんだろうけれど。
- 越後湯沢から東京駅に出て、本旅終了
ギャラリー
撮影機材
- LEICA S Typ007 +CONTAX 645 DISTAGON 55mm
- LEICA D-LUX4
- RICOH GR21 +MARIX 100 36EXP(カラーリバーサルフィルム)36枚
- P30Pro
費用
- きゅんパス:10,000円
- 電車:150円(パスモ)
- 朝食:250円(パスモ)
- バス:260円x2(パスモ)
- 入館:300円(旧齋藤家別邸)
- 入館:200円(新潟市美術館)
- 入館:1,200円(越後妻有里山現代美術館 MonET)
- 入館:500円(十日町市立博物館)
- 昼飯・洋風カツ丼:1,150円
- おやつ&晩飯・イチゴアイスパンケーキ:930円
- 晩飯:240円
- 土産:2,250円
- 合計:17,690円
関連リンク
- 以下は外部サイトへのリンク
- 新潟市美術館
- 旧齋藤家別邸
- 越後妻有里山現代美術館 MonET
- 十日町市立博物館
- ほくほく線
おやくそく
- 2024.3.7に実行した結果で、ダイヤ改正などで今後同様のことができなくなる可能性があり、旅をするときは計画を練るもよし、行き当たりばったりもよいと思うので、旅人自身でご判断ください。
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