随心院・京都 小野

随心院・京都 小野

「小野小町ゆかりのお寺」

目次

随心院

概要

  • 寺名:随心院
  • 場所 :京都府小野、京都地下鉄小野駅から徒歩5分

文化財は重要文化財の木造如意輪観世音菩薩座像(ご本尊)金剛薩埵坐像 鎌倉時代 (快慶作)木造阿弥陀如来座像(伝・定朝作)などがある。寺宝については随心寺公式ページに詳しく記されている。

寺内は内陣、ふすま絵など、撮影禁止の場所には札が立ててあり、それ以外の場所は撮影可能。

2025年5月12日から、「奥書院改修工事(令和7年5月12日~令和9年3月末頃予定)」をしており、水墨画タイプの「竹虎図」をふくむいくつかのふすま絵は鑑賞できないため注意が必要。

感想・ギャラリー

訪問した日は快晴で、駅から小さな町並みを5分ほど歩くと入口の総門についた。

随心院は令和7年度『春期非公開文化財特別展』の終了したあとで、訪問者も少なくお寺はひっそりとしていた。

そのまま梅園の脇道を通り受付を済ませてお寺にお邪魔させていただく。

本堂に向かって歩を進めると、通路頭上に駕籠が浮いている。大玄関までくると玄関らしいしつらえと向かいに藥医門が見える。表書院では狩野派の屏風絵を鑑賞できるようだが、訪問した日はふすまが閉まっていた。

能の間には、《極彩色梅匂小町絵図》2009年 だるま商店が展示されており、ビビッドな色彩で随心院の行事が描かれている。

最深部の本堂内陣は特別公開時以外は中に入ることができないので、外からお参りをした。中心の木造如意輪観世音菩薩座像(ご本尊)は通常非公開で扉は閉められていた。本堂から向かいをみるとお庭と池があり、お庭の芝生に屋根から落ちる雨粒で穿かれたくぼみをみて、継続することで生まれる力、うたれても伸びてくる芝生の強さが印象に残った。

まとめ

それほど広くないためお参りしやすいお寺で、仏像、ふすま絵に見どころがあり、小野小町ゆかりということで授与品はカラフルで美しいものが多い。

京都中心部から離れた醍醐地区にあり、2025年現在、バスで観光地を回るのが大変になった京都において、比較的輸送力に余裕のある京都地下鉄で訪問できるのはありがたい。

随心地の近くには徒歩10分くらいのところに第60代 醍醐天皇 後山科陵、そこからさらに徒歩10分程度で醍醐寺があるのでセットで廻ってもよい。

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更新履歴

  • 2025.5.29

撮影機材

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