ELMARIT-M 2.8/28 2nd
LEICA Mマウント、ELMARIT-M 28mm F2.8(二代目)をフィルム / デジタルカメラで使用した記録
目次
<ギャラリー>
LEICA ELMARIT-M 28mm F2.8(二代目)の写真例
<レンズの印象>
二代目ELMARIT-Mもすでに50年以上前のレンズだが描写には全く問題はなかった。
久々に古い撮影画像を眺めていたがキレのある描写でとても良いレンズだ。
初代エルマリートのウェットな描写が好みで手元に残したが、2代目のキレ味も魅力的だと思う。
同じ名称のELMARIT-R型の設計変更は2回で、M型の設計変更が5回なのは頻繁にモデルチェンジをしたとの印象をうける。ELMARIT 28mmはレンズ性能は使用したことのあるELMARIT 28mmはいずれも不満はなく、個人的には設計変更は以下の理由でおこなわれたと思っている。
- 初代>2代目は、レンズ構成のレトロフォーカス化
- 2代目>3代目は、全般的なコストダウン
- 3代目>4代目は、鏡筒とレンズ構成のモダン化
- 4代目>5代目は、非球面採用による小型化
手持ちの個体は、2459xxxで1970年のカナダ製造である。鏡筒に少しガタつきがあるが、レンズはクリアー、絞りも正常に動作していた、レンズストッパー付きの個体で少々レアだが他のレンズを買うために売ってしまった。


<レンズの仕様>
LEICA M型用広角レンズ。
ELMARIT-Mは2代目からレンズ構成にレトロフォーカスを採用し、非球面化まで3回のモデルチェンジをおこなった。
1969年から1978年までの9年間に約7000本製造された。
レンズフードは12501で、Super Angulon-M 21/3.4、初代ELMARIT-M 2.8/28と共通。
レンズマウント部が古い構造であるため、ライカ社のレンズ認識6bitコード改造には対応していない。
項目 | 値 | 備考 |
焦点距離(mm) | 28 | |
最大絞り | 2.8 | |
最小絞り | 22 | |
レンズ構成 | 6群8枚 | |
最短撮影距離(m) | 0.7 | 全域カメラ距離計連動 |
レンズ長(mm) | 45 | マウント面からの距離 |
レンズ最大径(mm) | 52.5 | |
フィルター径(mm) | 48 or シリーズ7 | |
重量(g) | − |
<参考文献・リンク>
- LEICA WikiによるELMARIT-M 2.8/28(二代目)・説明ページ
- 初代ELMARIT-M 2.8/28紹介ページ(Shige’s hobby内リンク)
- 3代目ELMARIT-M 2.8/28紹介ページ(Shige’s hobby内リンク)
広告