LEICA X1
ライカ・X1のレビューと写真作例
目次
ギャラリー
レビュー
LEICA X1は、APS-Cサイズセンサー搭載のレンズ一体型コンパクトカメラ。
画素数は1200万画素で、X1はEVFを装着できない、外装色は写真のブラックとスチールグレーがある。
限定版(80台)として、「ライカX1 オーストリッチエディション」という、スチールグレーボディの貼り革をオーストリッチに変更したモデルがリリースされている。
レンズはカメラに固定されたエルマリート24mmで、センサーサイズの分だけトリミングされ、35mm判換算で36mm相当の焦点距離となる。
エルマリート24mmと1200万画素の描き出す画像は2024年現在でも十分に通用する画質を持っている。
その後改良された、LEICA X2、LEICA X typ113と比較すると起動が遅いのが難点で、撮影時もAF動作、データ書き込みなど全体的にのんびりとしたカメラだ。
また、バッテリー固定爪が折れやすく、Ali expressでは補修用部品が売っているのを見かけた。
X1のホットシュー端子は外部フラッシュの端子しかなく、EVFなど電気信号のやりとりが必要な危機には対応していない。36mmの撮影枠だけ確認できるファインダーは別売された。
X2からEVFが装着できるように改良されたが、EVFを付けた外観は、とってつけたようなという表眼がしっくりくる印象で一体感がなく、X1の上面に凹凸が少ないデザインの方が優れていると感じる。
このカメラで最も気に入っている点は、このポップアップフラッシュのデザインだ。
カメラと一体化した円筒は、使用時にポップアップした状態でもカメラとシームレスにつながっている。光量不足、高さが足りないなどの理由から、X2、X-E、X-typ113では大型化され、より高く上がるようになり、実用性は増したがフラッシュ使用時のカメラデザインは崩れてしまった。
仕様
項目 | 値 | 備考 |
カメラ有効画素数 | 12.2-Megapixels | |
レンズ | Leica Elmarit 24mm f/2.8 ASPH. | |
35mm版換算焦点距離 | 36mm | |
撮像素子 | APS-C Size (23.6 x 15.8mm) CMOS Sensor | |
背面液晶 | Live View With 2.7″ LCD | |
最大絞り | 2.8 | |
最小絞り | 16 | |
バッテリー | BP-DC8 | バッテリー(Ads by 楽天) |
外形寸法 | 幅 x 高さ x 奥行 124×59.5×32 mm | 突起部を除く |
重量(g) | 約286 (本体のみ) |
歴代モデル
モデル名 | X1 | X2 | X-Vario | X | X-E | X-U |
実焦点距離 | 24 | 24 | 18-46 | 23 | 24 | 23 |
35mm換算焦点距離 | 36 | 36 | 28-70 | 35 | 36 | 35 |
画素数 | 12.2 | 16.2 | 16.2 | 16.2 | 16.2 | 16.2 |
センサー | APS-C | APS-C | APS-C | APS-C | APS-C | APS-C |
ファインダー | なし | EVF-2 | EVF-2 | VISOFLEX1 | EVF-2 | なし |
液晶 | 2.7 | 2.7 | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 |
バッテリー | BP-DC8 | BP-DC8 | BP-DC8 | BP-DC8 | BP-DC8 | BP-DC8 |
メディア | SDHC | SDXC | SDXC | SDXC | SDXC | SDXC |
リリース年 | 2010 | 2012 | 2013 | 2014 | 2014 | 2016 |
カラー | 黒 グレー | 黒 銀 白 緑 ポールスミス 大丸東京 アラカルト | 黒 銀 東京駅 しゃちほこ Galeries Lafayette | 黒 銀 マルーン ホワイト モンクレール | チタン | 黒x銀 |
オプション
- LEICA X1/X2用 ハンドグリップ
- JJC LEICA X1/X2用 自動レンズキャップ(Aliexpressだと今でも買えるみたい)
- 36mmビューファインダー
参考文献・参考リンク
更新履歴
- 2024.02.19
- 2022.04.20
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