SUMMILUX-M 1.4 / 50 1st.
初代ズミルックス-M 50mmをライカMデジタルカメラで使用した記録
目次
<ギャラリー / LEICA M6 +Reversal film>
<レンズの印象>
シルバーの鏡筒、ローレット部の加工が特に美しいレンズ。
2代目は無骨な工業製品になった印象があるが、初代は工芸品として美しいと感じる。
使用していたレンズはカビ跡がある以外は、ヘリコイドもスムーズでピントもよく調整された良い個体だった。夜の京都でデジタル一眼レフと併用したところ、圧倒的なピント合わせの容易さにレンジファインダーのアドバンテージを感じた。
最短撮影距離はDSLRに負けるが、1mという制約を意識して撮影に臨むのを楽しむのも良いと思う。
M6とDSC SLR Pro/nを持っていた旅先の京都で購入したレンズ、購入当時はいまよりもずいぶんお安く、カビ取り残りありのレンズだったため10万円前半で購入してそのまま京都で使用した。
これも金欠の折、残す50mmをどれにするか悩んで売ってしまった、手元に置いておきたかった一本。


<レンズの仕様>
焦点距離50mmのライカ L/M マウントレンズ。
初代SUMMILUX-M50mmは、1958〜1960年までつくられた。
MマウントとLマウントが存在する。Mマウントはマウント形状が古いためレンズ認識用6bitコードを付加する公式改造はできない。
フィルターは全面にネジを切っていないE43薄型フィルターがよく似合う。
絞り羽根の枚数は16枚と多い。
項目 | 値 | 備考 |
焦点距離(mm) | 50 | |
最大絞り | 1.4 | |
最小絞り | 16 | |
レンズ構成 | 5群7枚 | |
最短撮影距離(m) | 1.0 | 全域カメラ距離計連動 |
レンズ長(mm) | 52 | マウント面からの距離 |
レンズ最大径(mm) | 53 | |
フィルター径(mm) | E43 | 43mm |
重量(g) | 360 |
<参考文献・リンク>
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