APO SUMMICRON-M 2/90 ASPH.

LEICA Mマウント、アポズミクロン-M 90mm F2 ASPH.をライカM型デジタルカメラで使用した記録

目次

<ギャラリー>
LEICA APO-SUMMICRON-M 90mm F2の写真例(全写真 LEICA M9)

<レンズの印象>
焦点距離90mmはフォクトレンダー アポランター 3.5/90mm、ズミクロン2/90mmを使用していたが、いずれもレンジファインダーカメラではピント精度の問題と使用頻度が低く長く手元にはなかった。
Rレンズに傾倒をはじめたがR型アポズミクロン 2/90ASPH.はなかなか手に入らないので、M型のアポズミクロンを入手し使うことにした。
デジタルMのファインダーでは、絞り開放のピント精度はアポズミクロン75mmと比べて厳しく、EVFの使えるLEICA Mを使い始め、EVFの拡大表示によりピント精度に不安がなくなり、望遠レンズを使うには良い時代になったと思った。

その後、R型アポズミクロン 90mmも手に入れ、どちらを残すか悩んだが当時はミラーレス全盛ではなかったので、R型レンズのアドバンテージである最短撮影距離0.7m、フランジバックの長さから様々なカメラに使えることもありR型アポズミクロンをを残すことにした。

MマウントとRマウントのAPO-SUMMICRONを同時に所有していたとき、両方を持って撮影に出かけた際の似た画像を掲載する。撮影位置が微妙に異なることで厳密な比較はできないが、細部を見るとそれぞれに個性がある。

APO SUMMICRON-M 90mm
APO SUMMICRON-R 90mm

<レンズの仕様>
LEICA M型用中望遠レンズ。
1998年にリリースされ、2022年現在現役のレンズである。
非球面レンズを採用しフードも組み込みになっており、ライカモダンレンズの標準に準拠している。
レンズ認識6bitコードはコード無しのレンズには追加することができる。製造年代によっては販売時点でコードが付加されたレンズもある。

項目備考
焦点距離(mm)90.9
最大絞り2
最小絞り16
レンズ構成5群5枚
最短撮影距離(m)1.0全域カメラ距離計連動
レンズ長(mm)78マウント面からの距離
レンズ最大径(mm)64
フィルター径(mm)55
重量(g)660

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