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ライカAPS-C末子 LEICA CL typ7323

Last updated on 2026-04-14

LEICA CL typ7323をLEICA LレンズとLEICA Rレンズで使用したレビューと写真作例

目次

ギャラリー

写真作例の撮影は以下のレンズを使用した。

  • SIGMA 16mm F1.4 DC DN
  • SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN
  • LEICA SUMMICRON-R 35mm 2nd(New) 

レビュー

LEICA CL typ7323 BODYLEICA CL typ7323 BODY

1.概要

LEICA CL typ7323は、2017年末に発売された、ライカ製APS-Cサイズセンサーを搭載カメラ。
2025年現在、ライカ製最後のAPS-Cサイズセンサー搭載Lマウント・ミラーレスカメラ。

主な特徴は以下の通りで、詳細な仕様は表に載せている。

  • 画像センサー 2420万画素・APS-Cサイズセンサー
  • EVF アイセンサー付きで236万ドット
  • 背面ディスプレイ 3インチ +タッチパネル
  • バッテリー BP-DC12
  • カラーバリエーション
    • ブラックとシルバーの2色
    • 限定50台の「カーボンリミテッドエディション」、
    • 150台限定の「Bauhaus 100周年 edition
    • 限定900台の「ライカ CL”Edition Paul Smith”
    • そのほかボディとレンズのセットした商品がある

最新のファームウェア 4.1は修正内容が「バグ修正」とのみ記載されており、なにが修正されたかは不明。

2.使用感

LEICA CL typ7323は、初代ライカTからの2年分の進化を感じさせ、特にEVFの内蔵は良いと感じる。カメラのデザインは、少しまとまりのない形状にも見えるため好みが分かれるかもしれない。EVF周辺のデザインは、もう少しスッキリしている方が好みだ。

APS-Cサイズ、2,400万画素のイメージセンサーは、必要十分な解像度とイメージ・クオリティを備えており、TL2と同じと思われる。撮影結果をシャッフルすると、見分けがつかないほどだ。

購入時にすでにライカTLとライカSL用の専用レンズをすべて売却してしまったため、使えるレンズはSIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporaryのみ。Panasonic LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060の2本。オートフォーカス(以下、AF)の速度はTLシリーズと変わらず、とても速いわけではないが実用性を損ねるほど遅くもない。AFの合焦精度は一般的な被写体では問題ないが、フェンス越しや藪の奥にいる猫には弱い点は変わっていない。

ボディデザインは、ベースボディに機能ごとにユニットを追加したような作りで、全体的にまとまりが感じられず、好みが分かれるところだ。個人的に、撮影に必要な機能が追加された形に慣れれば、気にならない。背面のボタンレイアウトは、ライカM10などと同じく、左に縦に3つのボタン、右に十字キーが配置されている。

バッテリーは、V-LUX4、V-LUX(114)、V-LUX5、LEICA Q(Typ116)と同じ、ライカ BP-DC12を採用。パナソニックのDMW-BLC12、シグマ BP-51と互換性があるとされている。

純正オプションのサムレストと、革ケースを購入した。革ケースはバッテリーとメモリーカードにアクセスできるように底蓋が開くのだが、その部分にメモリーカードを入れるポケットがついており、物忘れが多い自分にはとてもありがたい装備だ。
ライカTで評判が今ひとつだった、ストラップ取付金具は一般的なリングを取り付ける形状に戻っている。

LEICA Tが壊れてしまったため、代替品を探していたところ、カメラ屋からこのCLが入荷したというので、下取りに出したり追金を出したりして入手した。それほど必要性はなかったが、シグマのミラーレス用ズームレンズ「SIGMA 18-50 DC DN」が付いてきた。購入時はおまけ扱いで期待していたわけではないが、撮影結果を見ると、安価でよく写るレンズだった。

3.まとめ

結論としてLEICA CL typ7323をまとめると、EVFを搭載したAPS-Cサイズセンサーカメラで、ボディ内手ぶれ補正機構がないことを除くと完成度の高いカメラだ。

仕様・考察など

LEICAのAPS-Cサイズセンサー搭載ミラーレスカメラは2017年に発売されたTL2とこのLEICA CL typ7323で終了となっており、2024年現在もAPC-Cセンサーを搭載したカメラをリリースし続けているソニーとは対照的だ。

APS-Cサイズセンサー搭載カメラは、ボディが小さいという利点があるため、継続して欲しいところだが、SLシリーズさえSIGMAとPANASONICにお任せ状態なので、あまり儲からないプロダクトなのだろう。

SIGMAはAPS-Cサイズセンサー向けLマウントレンズをリリースし続けているが、ターゲットとなるカメラがないところが悲しい。35mmフルフレームセンサーで使えるけれど、それだったら35mm判をカバーしたレンズを使うのが一般的だろう。

・マウントアダプター

R-Adapter-T:16076を使用して、LEICA RレンズのVARIO ELMAR-R21-35ASPH.を使ったところ、ピント調節はダイヤルを使用した撮影画像の拡大機能を使用する必要がある。
拡大していないEVFや背面液晶の表示では厳密なピント位置が分かりづらく、撮影結果を見てピントがボケていることに気がつくことが何度かあった。ピントピーク表示機能も広角レンズではかなりの範囲がピント合焦と判定されるため、ほんとうにピント位置を捉えたい場所を判別しづらい。
体感的にはプラスマイナス1m程度はあっているように思わせる表示なっている。

ROM端子付きの一部Rズームレンズでは、撮影時の距離情報をカメラに受け渡せる。フラッシュ撮影時などにもこの情報を利用するはずだ。絞りの値が伝わっていないので、あまり意味はないかもしれない。

センサーサイズがAPS-Cであるため、LEICA-Rレンズを使うために、フォーカルレデューサーアダプターが欲しくなるが、LマウントのAPS-CカメラはこのCLで終わっており、Panasonic / SIGMAもAPS-C搭載カメラをわざわざ出すことはないだろうから、そのような製品が出ることはないと思われる。

項目LEICA TLLEICA TL2LEICA CL
カメラ有効画素数1,620万画素2,424万画素2,424万画素
撮像素子APS-CAPS-CAPS-C
内蔵メモリー32GB32GBなし
内蔵フラッシュありなしなし
背面液晶3.7型TFT液晶 130万ドット3.7型TFT液晶 130万ドット3.0型TFT液晶 104万ドット
ファインダーオプションオプション236万ドット 電子ビューファインダー
メモリーカードSD/SDHC/SDXCSD/SDHC/SDXCSD/SDHC/SDXC
バッテリーBP-DC 13BP-DC 13BP-DC12
外形寸法(mm)幅 x 高さ x 奥行 134 × 69 × 33幅 x 高さ x 奥行 134 × 69 × 33幅 x 高さ x 奥行 131 × 78 × 45
重量(g)384 (電池含む)399 (電池含む)403 (電池含む)
ボディ色シルバー ブラック チタンシルバー ブラックシルバー ブラック
リリース年2016年11月26日2017年8月10日2017年12月16日

オプション

  • M-Adapter-T:18771
  • R-Adapter-T:16076
  • バッテリー:BP-DC12(SIGMA:BP51 / Panasonic:DMW-BLC12)
  • 革ケース:ブラック(19524)/ブラウン(19525)
  • サムレスト:ブラック(19508)/シルバー(19509)
  • ネックストラップ(19520/19521/19522/19523)

参考情報

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更新履歴

  • 2025.8.2
  • 2024.8.26
  • 2024.03.12
  • 2023.08.11

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