LEICA CL typ7323

LEICA CLのレビューと写真作例

目次

ギャラリー

レビュー

LEICA CL typ7323は、2017年末に発売された、APS-Cセンサーを搭載した、2024年現在、最後のLマウント・ミラーレスカメラ。

筆者はLEICA Tが壊れてしまった関係で、代替品を探していると、カメラ屋からCLが入荷したとのこと、いろいろ下取りに出し、追金もして入手した。それほど求めていなかったがシグマの18-50 DC DNがついてきた。こちらはそれほど期待したレンズではなかったが、さすがのシグマクオリティで安くてよく写る。

購入時すでに専用のライカ TL、ライカSL用のレンズはすべて売ってしまったので、使えるレンズは、SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary、Panasonic LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060の2本と、あとはマウントアダプター経由でのレンズ使用となる。

ライカ CLはさすがに、ライカ Tからの年数分の進化は感じられ、とくにEVFは内蔵がよいと感じさせる。
ボディデザインはベースボディに機能毎にユニットを追加した感じで、少しチグハグで全体のまとまりが感じられないため好みが分かれると思う。
撮影に必要な機能の追加をしたら完成した形ということで慣れてしまえば気にならないと思う。
APS-Cサイズ、2400万画素のイメージセンサーは、TL2と同じと思われ、必要十分な解像度とイメージクオリティを備えている。

LEICA RレンズのVARIO ELMAR-R21-35ASPH.を使ったところ、撮影結果を見てMFでは気軽には撮影できないと感じた。ピントピークの表示が広角レンズではかなり判別しづらく、プラスマイナス1m程度はあっているように思わせる表示なっている。F5.6程度まで絞っておけば安全だが、夜景などではシャッタースピードで苦労する。
センサーサイズがAPS-Cであるため、LEICA-Rレンズを使うために、フォーカルレデューサーアダプターが欲しくなるが、LマウントのAPS-CカメラはこのCLで終わっているし、Panasonic/SIGMAもAPS-Cのカメラをわざわざ出すことはないだろうから、そのような製品が出ることはないと思われる。
ファームウェアは4.1が最新である。

純正オプションのサムレストと、革ケースを購入した。
革ケースは、バッテリーとメモリーカードにアクセスできるように底蓋が開くのだが、その部分にメモリーカードを入れるポケットがついており、物忘れが多い自分にはとてもありがたい装備だ。

仕様

項目LEICA T(Typ701)LEICA TLLEICA TL2LEICA CL
カメラ有効画素数1,603万画素1,620万画素2,424万画素
撮像素子APS-C
内蔵メモリー16GB32GBなし
内蔵フラッシュありなし
背面液晶3.7型TFT液晶 
130万ドット
3.0型TFT液晶
104万ドット
ファインダーオプション236万ドット
電子ビューファインダー
メモリーカードSD/SDHC/SDXC
バッテリー BP-DC 13BP-DC12
外形寸法(mm)幅 x 高さ x 奥行
134 × 69 × 33
幅 x 高さ x 奥行
131 × 78 × 45
重量(g)384 (電池含む)399 (電池含む)403 (電池含む)
ボディ色シルバー
ブラック
限定色
シルバー
ブラック
チタン
シルバー
ブラック
シルバー
ブラック
リリース年2014年5月26日2016年11月26日2017年8月10日2017年12月16日

オプション

  • M-Adapter-T:18771
  • R-Adapter-T:16076
  • バッテリー:BP-DC12(SIGMA:BP51/Panasonic:DMW-BLC12)
  • 革ケース:ブラック(19524)/ブラウン(19525)
  • サムレスト:ブラック(19508)/シルバー(19509)
  • ネックストラップ(19520/19521/19522/19523)

参考文献・参考リンク

更新履歴

  • 2024.03.12
  • 2023.08.11

広告

  • いくつかの外部リンクは広告となっており、クリックするとサイト管理者に収入が発生する可能性がある。本ウェブサイト維持のためご理解とご協力をお願いする。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントする

Shige's hobby