LEICA TL
LEICA TLのレビューと写真作例
目次
ギャラリー
レビュー
ライカ TLは、ライカのAPS-Cサイズセンサーを搭載した、ミラーレスカメラ。
初代ライカ Tのボディカラーと同色のブラックとシルバーにチタンカラーが追加された。
筆者がライカ TLを購入した理由は、チタンカラーがあったからで、ライカ・チタンカラー愛好家としては見過ごせないカメラだった。この頃は外観写真を撮ることをサボっており、撮影記録の中に外観写真をみつけることができなかった。
撮影機能は先代のライカ T typ701と変わりなく、使いづらさの面倒も引き継いでいる。
性能変化としては、内蔵メモリーの増強(16GB→32GB)、外観が少変更されライカTの角が尖ったエッジを強調した形状ではなくなり、角が面取りされて全体的にマイルドな印象になった。
ボディが金型整形ならこの面取りによって金型の使用期間が違ってくるのだろうが、ライカTシリーズのボディはアルミ削り出しで作られているため、金型は関係なく純粋にデザイン的な観点で変更されたと考えられる。
また、カメラ名称についてはLEICA SLリリース後に、Lマウント、APSシリーズの名称にLを加えたいため投入した製品と考えられ、手元のライカカタログにLEICA TL(Typ701)と表記があることからもそれがうかがわれる。ソニーはAPC-CセンサーのEマウント・ミラーレスカメラを2024年現在も継続しているが、LEICAのAPS-CセンサーのLマウント・ミラーレスカメラは2017年に発売されたTL2、CLで終了となる。
ライカ TLの最終ファームウェアは2.4で「Leica FOTOS」対応に伴う変更。
製品画像は公式より引用
仕様
項目 | LEICA T(Typ701) | LEICA TL | LEICA TL2 | LEICA CL |
カメラ有効画素数 | 1,603万画素 | 1,620万画素 | 2,424万画素 | ← |
撮像素子 | APS-C | ← | ← | ← |
内蔵メモリー | 16GB | 32GB | ← | なし |
内蔵フラッシュ | あり | ← | なし | ← |
背面液晶 | 3.7型TFT液晶 130万ドット | ← | ← | 3.0型TFT液晶 104万ドット |
ファインダー | オプション | ← | ← | 236万ドット 電子ビューファインダー |
メモリーカード | SD/SDHC/SDXC | ← | ← | ← |
バッテリー | BP-DC 13 | ← | ← | BP-DC12 |
外形寸法(mm) | 幅 x 高さ x 奥行 134 × 69 × 33 | ← | ← | 幅 x 高さ x 奥行 131 × 78 × 45 |
重量(g) | 384 (電池含む) | ← | 399 (電池含む) | 403 (電池含む) |
ボディ色 | シルバー ブラック 限定色 | シルバー ブラック チタン | シルバー ブラック | シルバー ブラック |
リリース年 | 2014年5月26日 | 2016年11月26日 | 2017年8月10日 | 2017年12月16日 |
オプション
- M-Adapter-T:18771
- R-Adapter-T:16076
- バッテリー:BP-DC13(18772-silver/18773-black)
- ビゾフレックス Type020:18767
- 革ケース
- サムレスト
- 通常ストラップ取付金具
- 専用ストラップ
参考文献・参考リンク
更新履歴
- 2024.03.12
- 2023.08.07
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