LEICA TL

ライカTのマイナーチェンジ版

LEICA TLのレビューと写真作例

目次

ギャラリー

  • 写真作例の撮影は、ELMARIT-TL 18mm

レビュー

  1. カメラ概要
  2. 使用感
  3. マウントアダプター
エッジのアップ画像はライカ公式より引用

1.カメラ概要

ライカ TL1は、2016年に発売された1600万画素APS-Cサイズセンサーを搭載するミラーレスカメラ。

初代ライカ Tのボディカラーと同色である、ブラックとシルバーにTl限定のチタンカラーが追加された。
基本的な機能はライカ T typ701と変わりないが、内蔵の記録メモリーが16GBから32GBに増量されている。
バッテリーはライカTから引き続いて、 BP-DC 13 2を使用している。
最終ファームウェアは2018年のバージョン 2.4で「Leica FOTOS」対応に伴う変更だ。

また、カメラ名称についてはLEICA SLリリース後に、Lマウント・APS-Cセンサー搭載レンズ交換式カメラのシリーズ名称にLを加えたいため投入した製品と考えられ、手元にあるライカTLリリース時の公式カタログにLEICA TL(Typ701)と表記があることからも、その事実がうかがわれる。

LEICAのAPS-Cセンサー搭載ミラーレスカメラは2017年に発売されたTL2、CLで終了となっており、2024年現在もAPC-Cセンサーを搭載したカメラをリリースし続けている、ソニーとは対照的である。

2.使用感

ライカTでマニュアルフォーカスレンズの母艦としてはイマイチ使えないと判断したが、それでもライカ TLを購入した理由は、チタン・カラーがあったからだ。ライカ・チタンカラー愛好家としては見過ごせないカメラだった。と言いつつ、金欠の折に売ってしまって手元にはない。

撮影機能は先代のライカ T typ701と変わりなく、使いづらさの面倒さも引き継いでいる。
増加した内蔵メモリーについては、LEICA RUMORSで驚きの内容を見つけた。詳細は下記リンクを参照いただきたいが、要約するとライカTの内蔵メモリーは、ただのmicroSDカード3 で、カメラ内部にmicroSDスロットがあり、アップグレードも可能とのことだ。

外観が少変更されライカTの角が尖ったエッジを強調した形状ではなくなり、角が面取りされてマイルドな印象になった。ボディが金型整形ならこの面取りによって金型の使用期間が違ってくるのだろうが、ライカTシリーズのボディはアルミ削り出しで作られているため、金型は関係なく純粋にデザイン的な観点で変更されたと考えられる。

3.マウントアダプター

仕様・比較

項目LEICA T(Typ701)LEICA TLLEICA TL2LEICA CL
カメラ有効画素数1,603万画素1,620万画素2,424万画素
撮像素子APS-C
内蔵メモリー16GB32GBなし
内蔵フラッシュありなし
背面液晶3.7型TFT液晶 
130万ドット
3.0型TFT液晶
104万ドット
ファインダーオプション236万ドット
電子ビューファインダー
メモリーカードSD/SDHC/SDXC
バッテリー BP-DC 13BP-DC12
外形寸法(mm)幅 x 高さ x 奥行
134 × 69 × 33
幅 x 高さ x 奥行
131 × 78 × 45
重量(g)384 (電池含む)399 (電池含む)403 (電池含む)
ボディ色シルバー
ブラック
限定色
シルバー
ブラック
チタン
シルバー
ブラック
シルバー
ブラック
リリース年2014年5月26日2016年11月26日2017年8月10日2017年12月16日

オプション

  • M-Adapter-T:L用Mレンズアダプター ブラック・18771
  • M-Adapter-T:L用Mレンズアダプター シルバー・18765
  • R-Adapter-T:L用Rレンズアダプター ブラック・116076
  • バッテリー:BP-DC13(18772-silver/18773-black)
  • ビゾフレックス Type020:18767
  • 革ケース
  • サムレスト
  • ライカT用ストラップラグ(通常ストラップ取付金具)
  • 専用ストラップ

参考文献・参考リンク

更新履歴

  • 2024.8.16
  • 2024.03.12
  • 2023.08.07

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