LEICA S with HC150mm
HASSELBLAD HC150mmをライカS typ007で使用したレビュー
所有しているHC150mmは古い型で、X2DなどのHASSELBLAD Xシリーズではオートフォーカス（以下、AF）で使うことができない。LEICA SではAFで使うことができるが、AF速度は遅く静物以外には使い物にならない。
LEICA Sでは35mm判換算120mmとなり、それなりの圧縮効果を得られ、前後のボケの美しさはXシリーズで使ったときと変わらない。
最短撮影距離が1.3mで、LEICA Sでは延長チューブも使えないため、似たようなスペックのCONTAX 645 SONNAR 140mmの方が延長チューブが使える分だけ汎用性が高く、このレンズを外に持ち出す機会は少ない。
HC50 with LEICA S
| 項目 | HC150 | CONTAX 645 SONNAR140mm |
| 焦点距離(mm) | 150 | 140 |
| 最大絞り | 3.2 | 2.8 |
| 最小絞り | 32 | 32 |
| 絞り羽根 | – | 9 |
| レンズ構成 | 8群9枚 | 5群7枚 |
| 最短撮影距離(m) | 1.3 | 1.3 |
| レンズ長(mm) | 124 | 98 |
| レンズ最大径(mm) | 86 | 81 |
| フィルター径(mm) | 77 | 72 |
| 重量(g) | 970 | 688 |
| リリース年 | – | 1999 |
HC150mmレンズ構成図（ハッセルブラッド公式ページより引用）
CONTAX 645 SONNAR140mmレンズ構成図（CAEL ZEISS公式ページより引用）
