SSS Knight of Gold with Buster Luncher

ボークス製ガレージキット、作成したのは10年以上前になる。
以下、当時の作成記録を再構成した。

いつもどおり、パーツ取り出し、粗仕上げ、仮組み、離型剤を落として、プラサフを吹いて、下地作りをする。
プラサフは、今回は成分が変わりキャスト向きでなくなったと言われるソフト99プラサフを使用した。
使う塗料が特殊なため、下地は入念に作る。いつものことだが、この行程で手を抜くと、後で二度、三度と手間をかけることになる。
下地作業が終わったら、再度仮組みをして、部品が干渉して色の剥げそうな部分や仕上げ忘れ個所のチェックをおこなう。再チェックが完了すると、ばらして串に刺して塗装に移る。
塗料は、アサヒペンのメッキ調スプレーを使用、評判のよいゴールド色、アルクラッドIIは価格が高いため使ったことはないが、こちらでも十分なゴールド調はでると思う。10数年前のホームセンターで一缶900円だった。
スプレー缶のまま綺麗に吹き付けるのは、缶スプレー達人ではない自分には難しいため、スプレーからビンに向かって噴射して塗料成分を取り出す。そのとき、マスクと強制排気は必ずすること、部屋と肺が金色になる。
塗料を取り出したら、色の食付き性のアップを狙って、それにMr.HOBBYのMrカラー C155 スーパークリアーを適量と、ラッカーシンナーをいれてよく混ぜる。
アサヒペンの塗料の成分をよく確認してないので、ラッカーで薄めるのがいいのかは不明だが塗装に問題はなかった。上記混合塗料を吹き付けた結果、塗装面のべたつきが抑えられ、皮膜も丈夫になったような気がする。
墨入れのエナメルシンナーで表面が溶けたので、不安定なのはあまり変わっていないようだ。
塗り終わったら乾燥をさせて表面のチェックをして、埃の付着、表面の粗を見つけたら、1000番くらいのペーパーで削り落として、再度着色する。それが終わったら、以下の9構成でパーツごとに組立る。

  • 胴体
  • バスターランチャー
  • 手*2
  • 足*2
  • 肩当*2

粉入り塗料は攪拌しているつもりでも偏るため、組み立てて色ずれしているように感じたら、調整のために再度全体にゴールドを着色する。それが終わったら、アクセントの赤を入れていく。
前述のとおり皮膜の弱さから、はみ出したら拭取りの技はつかえないため、筆一本勝負で色をおいていく。
終われば組み立てて完成。
パーツの精度もよく、完全固定なんでその大きさにビビら無ければ、工作難度は低いと思う。
面倒なのはパーツの接合で、大パーツは重量があるので2mmの真鍮線で補強するのが安全と考える。その際、リューターや電動ドリルでゴリゴリやるのが簡単だろう。若い頃は2mmドリルをピンバイスに取り付けて、根性で穴開けをしていた。

本モデルは、ゴールドと赤で十分な見栄えするものになるけれど、よりアクセントカラーを入れる場合は、ファティマハッチや、蛇腹,バスターの帆などに色を入れていくとよりよくなると思う。

<ギャラリー>

<キットの詳細>
マシン・メース・アウゲ / ボークス公式商品情報

  • 商品仕様:未組立・未着色組立キット
  • スケール:1/100 スケール
  • 原型制作:大石凡(造形村F.S.S.プロジェクトチーム)
  • サイズ:全高:約230mm / 幅:約770mm
  • パーツ点数:86
  • 本体価格:30,000円(税抜き)

SSS 1/100 ナイト・オブ・ゴールド with バスターランチャー 公式ホームページリンク

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