BUSHNELL 21mm F3.8(M42)
ブッシュネル 21mm・M42スクリューマウントを使用したレビューと写真作例
目次
ギャラリー
- SONY A900
- SONY A7S-II
レビュー
M42マウントのマニュアルレンズで、M42マウントの絞りピンの動作に、M/Aの二つのモードがあり、Mモードは実絞りで、Aモードは撮影時に絞りピンを押し込んで絞る。
絞り羽根は6枚、最短撮影距離は0.3m。
2009年に入手したM42スクリューマウントレンズ。
レンズの由来は後述するが、持っている個体はしっかりした絞りのクリック感、フォーカスリングのなめらかさがあり、使用感は古いレンズとは思えないほどよい。
ただし、レンズはシングルコートのようで、順光で撮る際としっかりとしたコントラストと、良好な色バランスの写真を得られるが、逆光時はゴーストかフレアによる怪しい光が映りこみと、コントラストの低下が発生する。
無限に近い距離では歪みはほとんど目立たないが、撮影距離が3m程度から樽形の歪みが目立つ。
レンズ銘板に刻まれるブッシュネル(BUSHNELL)はアメリカのメーカーで、双眼鏡やレーザー距離計をあつかっている。
過去にはカメラ用レンズを発売しており、中古市場でたまに見かけるブランドだ。
この21mmはM42マウント遊びをしているときに、中古を1万円程度で入手したと記憶している。価格の割にはしっかりした作りで、ブランドが著名でないため中古市場では二束三文なので今も手元にある。
現在はebayなどで売られているのを見かけることがある。
レンズにはMade in Japanの刻印があり、製造は日本のレンズメーカーがしており、Web上で21mm F3.8のレンズスペックを入力して検索すると、RIKENON(リケノン) 21mm F3.8がスペックは同一、外見もほぼ同じであるため、本レンズと同じ製造元と考えられる。しかし、参考リンクによると、RIKENONブランドの発売元RICOHも実際には製造しておらず、富岡光学が製造しているとのことだ。
BUSHNELL名のレンズは他の焦点距離として、28mm、35mmなどを見かけることがある。
仕様
項目 | BUSHNELL | |
焦点距離(mm) | 21 | |
最大絞り | 3.8 | |
最小絞り | 22 | |
絞り羽根 | 6枚 | |
レンズ構成 | 8群9枚 | 参考リンク先より情報引用 |
最短撮影距離(m) | 0.3 | |
レンズ長(mm) | 53.5 | M42マウント面からの距離 |
レンズ最大径(mm) | 74 | |
フィルター径(mm) | 72 | |
重量(g) | 292 | 手持ち個体の実測 |
発売日 | ? | |
希望小売価格(円/税別) | ? |
参考文献・参考リンク
更新履歴
- 2023.10.08
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