ELMARIT-M 2.8 / 21
エルマリート M 21mmをライカMデジタルカメラで使用した記録
目次
<ギャラリー / Photo example from LEICA M9>
<レンズの印象>
M型ライカ純正単焦点広角レンズ。
新型のElmarit-M21mm ASPH.、SUPER ELMAR-M21mm ASPH.と比較すると先端が膨らんだ古い広角レンズの姿をしている。
個人的にこの広角レンズ然とした鏡筒が好きで、前期型を使い、ASPHへ移行し、その後、後期型を手に入れて使っていた。
ファインダーは写真にあるLEICA製の古いスチール製の物を使っていた。端が欠けたりしており、Zeissの21mmファインダーも持っており見え具合は断然Zeissだったが、見え具合より見栄え重視でこちらを使っていた。
写りは後継のElmarit-M21mm ASPH.が断然良く、初めて使ったとき周辺までかっちりと写る描写に感心した。このレンズは周辺が少し流れたり完璧な描写ではないが、古き良き広角レンズの味は感じることができる。
これも他のレンズの糧として売られていった。


<レンズの仕様>
焦点距離21mmのライカ M マウントレンズ。
最初期の最短撮影距離が0.4mものと、外観はほぼ同じでフードがピン止めの前期型(写真のレンズ)、フードがフック止めになった後期型がある。
レンズ構成はいずれも同一である。
項目 | 値 | 備考 |
焦点距離(mm) | 21 | |
最大絞り | 2.8 | |
最小絞り | 22 | |
レンズ構成 | 6群8枚 | |
絞り羽根 | 8枚 | |
最短撮影距離(m) | 0.7 | 全域カメラ距離計連動 |
レンズ長(mm) | 46.5 | マウント面からの距離 |
レンズ最大径(mm) | 62 | フォーカスレバーは除く |
フィルター径(mm) | E60 | |
重量(g) | 290 |
<参考文献・リンク>
広告